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日本vsチュニジア 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2015年3月28日 4時56分

 向上させるところはたくさんある。ボールを奪ったあとのゲーム支配にはまだ満足していない。奪ってからの最初のパスがまだ十分でない。奪ったあとに短いパスを使い過ぎている。もっと長いパスを使いたい。スピードを求めたので、速すぎたところもあった。選手は我々が要求したことをやろうとしてくれた。それはキープしてほしい。彼らには素晴らしい試合をしたと言いたい。対戦相手は(FIFAランキングで)25位。日本代表はまだまだ低いレベルにいる。それを考えたうえで、選手をもっと褒めてあげてほしい。この勝利も褒めてあげてほしいし、見せたクオリティーについても褒めてあげてほしい。もっと点は欲しかった。バーにも当たったし、ポストにも当たった。宇佐美の素晴らしいシュートも入らなかった。美しい組織プレーがあった。練習の中で求めたものがすべて出ていた。ただ、最後のフィニッシュが決まらなかった」

―ハーフタイムに選手交代がなかったが、選手にどんな指示を送ったか?
「本田と香川が入ったことでゲームが変わった。彼らは自分たちのクオリティーを見せてくれた。ドルトムントでプレーしているのは偶然ではない。日本代表のキーとなる選手だと思う。彼らには厳しい要求をした。彼らがかなり高いレベルに行けると思っているからだ。今晩、彼らはクオリティーのすべてを見せてくれた。この2人が自分の能力をすべて出せば、ゲームが変わるというのを見せてくれた。テクニックだけでなく、規律、丁寧さ、勇気、守備のアグレッシブさも見せてくれた。チーム全員がこれを見せないといけない」

―守備と攻撃で要求していたことは何%ぐらいできたか?
「ディフェンス面に関しては、ミーティングで話したことも踏まえてかなりトレーニングした。各選手に非常に正確なアドバイスをした。特にどこを説明したかと言うと、下がりながらのプレスではなく、前に行きながらの守備だ。合理的な変化、アプローチをした。今までは引き過ぎていたのではないか。今度はちょっとリスクを負いながら、前に行きながら守備をしろと。相手は危険なシチュエーションをつくれなかった。(選手には)ゲームを理解することを要求した。各ゾーンの役割があり、そこで相手に近づき、相手選手がターンするような状況をつくるなと指示した。毎日毎日、このアドバイスをした。とにかくアプローチしろと。彼らをほめたいと思う。ボールを奪うところでは全員が参加していた。ただ、奪ったあとで少し難しいことをしようとしていた。メンタルのところで全員がやる気を持ってやってくれたので、そこは褒めたいと思う。

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