ハリル監督、ウズベク戦へ先発総入れ替えを示唆
ゲキサカ / 2015年3月30日 20時29分
日本代表は30日、試合会場の味の素スタジアムで公式練習を行い、右大腿ハムストリング筋挫傷と診断されたDF酒井宏樹(ハノーファー)を除く28選手で31日のウズベキスタン戦に向けて最終調整した。
練習前にはバヒド・ハリルホジッチ監督が公式会見に出席。「明日は1試合目とまったく違うメンバーを組みたいと思っている」と、27日のチュニジア戦(2-0)からスタメンを総入れ替えする考えも示唆した。
「少しリスクがありすぎるかなとも思うが、この合宿に来てくれたほとんどの選手を使おうと思っている。この合宿に参加したすべての選手に関して試合を通して知識を深めたい」
当然、勝利にもこだわる。「1試合目に関しては本当に満足している。選手には2試合目も勝利するよう求めている。勝利に対するダイナミックさを続けるように言っている」。初陣となったチュニジア戦は2-0で勝利。連勝で6月に始まるW杯アジア予選へ弾みを付けるつもりだ。
W杯予選のライバルともなるウズベキスタンだが、直近の対戦では日本がホームで敗れている。12年2月29日に豊田スタジアムで行われたブラジルW杯アジア3次予選の最終戦。すでに両チームが最終予選進出を決めている状況だったが、ホームでウズベキスタンに0-1で敗れ、9度目の対戦にして初黒星を喫した。
「ウズベキスタンは前回、(日本の)ホームで我々を倒した。もう一度、彼らに挑戦し、勝ちたいと思っている」。アルベルト・ザッケローニ監督時代の敗戦だが、ハリルホジッチ監督は“リベンジ”も強調した。
「今朝、分析したのだが、これまでの日本代表がどのようなプレーをしていたのかと比較しながら、守備に関しても攻撃に関しても、(チュニジア戦では)前の日本代表より向上したことが見られた」
初陣で日本の進むべき道を示せたと語る指揮官は「3、4日間でいきなり向上することはフットボール界ではあり得ない。さらに年月を重ねてトレーニングしないといけない」と、継続性が重要だと強調。「1回目の合宿が良い結果になることを期待しているし、日本がさらに前に進めるよう期待している。向上しながら勝つという道を進んでいきたい」。初陣となる2連戦を2連勝で締めくくるつもりだ。
(取材・文 西山紘平)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
インドネシア代表監督に名ストライカーが電撃就任…次戦相手のオーストラリア代表指揮官「恐れることなく臨みたい」
ゲキサカ / 2025年1月24日 14時4分
-
「レベルを上げる必要がある」初陣黒星のモイーズ監督…エバートンが補強に動くかについては「見極めるつもり」
超ワールドサッカー / 2025年1月16日 10時20分
-
「最終予選の残り4試合は全て決勝戦」インドネシア代表新監督が就任会見「まずは選手の適性を見極めたい」
超ワールドサッカー / 2025年1月13日 14時15分
-
久保建英、日本代表の”マッチメイク”に持論展開「アジア予選で戦えない相手と戦いたい」
FOOTBALL ZONE / 2024年12月28日 15時33分
-
「責任問題になったとしても」 アジア杯敗退で森保監督が吐露…心中とV字回復の軌跡【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年12月27日 9時30分
ランキング
-
1【展望】センバツ出場32校決定 優勝候補筆頭は横浜&春連覇狙う健大高崎 低反発バットの影響いかに
スポニチアネックス / 2025年1月24日 17時32分
-
2井上尚弥 右ストレートで一発、4回KO 代役挑戦者に圧勝でV3成功 現役最多世界戦24勝目
スポニチアネックス / 2025年1月24日 20時38分
-
3減刑求める水原被告、過酷だった“大谷翔平の隣”「著しく低賃金」「長期休暇は年末年始の4日」
Full-Count / 2025年1月24日 13時11分
-
4大谷翔平の“スカウト術”を米記者絶賛「彼は知っている」 朗希面談で行っていた秘策
Full-Count / 2025年1月24日 19時29分
-
5井上尚弥の衝撃KOに海外メディア即称賛「途方もない」 代役キムに指摘も「何が起きるかわかっていたはず」
THE ANSWER / 2025年1月24日 21時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください