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日本vsウズベキスタン 試合前日のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2015年3月30日 22時40分

 FKに関しては、(日本代表における)ここ数年の統計も取った。ここ数年、FKから得点がほとんど入っていないのではないか。ただ、失点もほとんどなかったと思う。しかし、現代フットボールでは33%がFKから入るとされている。そこで存在感を見せつけなければ、また問題が起こるし、そこに向上するチャンスがあると思う。そこに関してもトレーニングしていきたい。攻撃のFKでは良いキッカーがいるし、そのクオリティーがあれば、より効果的になり、試合に勝てるのではないかと思う」

―ウズベキスタン戦に向けてどういう指示を出しているのか?
「アグレッシブさ、ボールを奪うところ。ゾーンプレスも必要なところで正確に行わせたいと思っている。前回よりももっとリスクを負って、ブロックを前に上げていきたい。選手には前に行きながらの守備を要求している。チュニジア戦である程度できたと思っているが、このやり方を続け、時間をかけて、組織的なトレーニングを重ねることで実現させていきたい。常に向上させていきたい。

 攻撃面に関しては、(チュニジア戦の)統計を見て、おそらく550本ぐらいのパスがあり、39%の1タッチが成功した。正確な早いパスを前に進めるということを要求している。特に奪った瞬間、最初のゾーンからできるだけ素早く出ることを要求している。できるだけ前線の一番ボールを受けやすい選手につなげたいと思っている。

 ペナルティーエリアではもっとアグレッシブに行けと話している。ペナルティーエリアの前でFKをもらう状況が少なかった。ホームだし、このチャンスをしっかりモノにしたい。ペナルティーエリアの前でFKをもらって、直接入れることを狙っていきたい。センタリングに関しても、サイドの深いゾーンからだけでなく、アーリークロスを狙うことも要求している。(ゴールまで)30m、40mからでもミドルシュートを狙っていく。こうしたディテールにトライし、トレーニングして、向上させていきたい」

―どのような選手が生き残っていけるのか?
「まず日本の中で良い選手を探したいと思っている。もちろん、海外でやっている選手も視野に入っているが、とにかくそのときに良い選手を選ぶ。次回の合宿ではおそらく人数を絞るが、21、22人のフィールドプレイヤー、さらに4人のGKを考えている。日本の中での選手を十分に把握しているわけではない。海外でプレーしている選手についても、実際に現地に赴いて、話をしながら見ていきたいと思っている。日本では国内のリーグ戦をできるだけたくさん見たい。ここには呼んでいないが、2、3人の興味深い選手を発見した。その選手に関しても直接見に行きたいと思っている。とにかくより良い選手を選ぶということ。日本代表は全員に開かれている。全選手が日本代表に入るための準備をしておいてほしいというメッセージだ」

(取材・文 西山紘平)

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