U-22代表・手倉森監督、「派手な勝ち方でない」中で得たもの
ゲキサカ / 2015年4月3日 10時44分
[3.31 AFC U-23選手権予選(リオ五輪アジア一次予選)第3戦 U-22日本 1-0 U-22マレーシア]
予選3試合で10得点無失点。確かにAFC U-23選手権予選(リオ五輪アジア一次予選)初戦のU-22マカオ戦では7-0と大勝したU-22日本代表だったが、残りの2試合では5バックを採用した相手に対して2-0、1-0とロースコアでの勝利となった。
第3戦のU-22マレーシアは、第2戦のU-22ベトナム同様に5-4-1のシステムを採用して日本の攻撃に対応してきた。前半41分に日本が先制しようとも、人数を割いてゴール前を守ってくる。「出てくると思ったんですけどね。出てきたら点が取りやすくなると思っていました」と手倉森誠監督が振り返ったように、守備に重心を置いた相手を崩し切れなかった日本は、その後追加点を奪えず。圧倒的にボールを支配しながらも1-0のスコアで試合終了を迎えることとなった。
「中1日の3連戦目で精度を欠いた部分もあったと思います」と話した指揮官だったが、「コンディションが少し上がれば、精度の部分は向上すると確信しているし、2戦目と3戦目は派手な勝ち方ではありませんでしたが、地味なところでバランスやコントロール力をアジアの中でも身に付けることができたかなと思います」とロースコアでの戦いで得るものもあったと語った。
しかし、手強い相手がそろう最終予選に向けては、「これくらいボールが握れたときに、追加点を取れるようにしなければいけない」と警鐘を鳴らすと、「よりチームとしてのバリエーションを積み上げていかないといけないし、コンビネーションも高めていかないといけない。レギュラー争いを意識した中で、2チーム分できるくらいに総合力を高めないといけません」と今後取り組むべき課題を挙げている。
6大会連続での五輪出場を目指すチームは、16年1月に行われるAFC U-23選手権(リオ五輪アジア最終予選)で3位以内に与えられるリオ五輪出場権の獲得を目指す。
(取材・文 折戸岳彦)▼関連リンク
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