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「adidas UEFA Young Champions 2015」関東大会決勝は「横浜創英対決」!「下剋上」してのけた横浜創英Bが優勝!

ゲキサカ / 2015年4月2日 22時6分

「adidas UEFA Young Champions 2015」関東大会決勝は「横浜創英対決」!「下剋上」してのけた横浜創英Bが優勝!

 関東、北海道、東北、北信越の強豪チームの代表選手たちが優勝を争った「adidas UEFA Young Champions 2015(UEFA ヤングチャンピオンズ)」関東大会。5対5のミニゲーム形式で行われた大会の決勝カードは横浜創英高Aチームと横浜創英高Bチームによる「横浜創英対決」となった。

 決勝トーナメントで浦和南高、佐野日大高を連破した横浜創英Aチームに対し、横浜創英Bチームは札幌創成高、水戸桜ノ牧高を撃破して決勝へ進出してきた。会場を訪れていた横浜創英の宮澤崇史監督も驚くチームメート同士の優勝を懸けた戦い。新2年生の主力選手が多いという横浜創英のレギュラー選手全てが参加していた訳ではないが、横浜創英AにはMF栗原迅平、DF高橋祐飛というトップチームのレギュラーが名を連ねるなど、横浜創英Bに比べて実力を評価されている選手たちが入っていた。だからこそ、横浜創英Bの選手たちは「下剋上やってやりますよ!」と気合十分で決勝に臨んでいた。

 試合は相手の実力を知っているからか、互いに警戒した入り。その中で横浜創英Aは2分に栗原が決定的なシュートを放つなど押し込んでいくが、横浜創英Bも6分に左サイドの菅原健太のラストパスから決定機を迎える。前半終盤は横浜創英Aに先制のチャンス。8分、高橋のラストパスから中山陸がビッグチャンスを迎え、10分にも中山の決定的な一撃がポストをかすめた。

 後半も立ち上がりから横浜創英Aが攻勢に試合を進めたが、横浜創英Bは入学式前の新1年生GK小林朋生が好反応のセーブで危機を救う。すると3分、横浜創英Bは安次嶺佑樹がクロスバー直撃の右足シュート。だが跳ね返りを拾った横浜創英Aは一気にカウンターを発動すると、抜け出した高橋が右足で先制ゴールを決めた。

 先制した横浜創英Aはその後、落ち着いてゲームをコントロールしていく。だが5分、横浜創英Bは一撃で同点に追いつく。左サイド、ゴールへの角度がほとんどない位置でボールを持った菅原が左足シュートをねじ込んで1-1とした。

 終盤、横浜創英AのGK宮島大知がスライディングボレーでクリアするビッグプレーを見せれば、横浜創英BのGK小林が至近距離からのシュートを連続してストップする。両GKが好守を見せる中、横浜創英Aは終了間際に稲積真樹が放ったシュートが右ポストを直撃。やや大人しかった前半から、後半半ばを過ぎると一気にヒートアップした試合は1-1のまま3人決着のPKへ突入した。PK戦では互いに譲らず3人ずつが成功。4人目、先攻の横浜創英Aが失敗したのに対し、横浜創英Bは中山勇が緩やかな軌道の右足シュートでゴールネットを揺らして4-3で勝った。

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