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順天堂大・堀池監督「すべてのタイトルを本気で奪いにいく」

ゲキサカ / 2015年4月3日 12時36分

 堀池氏も選手たちの持つ不安を解消する“特効薬”は結果だと強調。「一番不安を解消できるのは結果。この3週間でやってきたこと。今までは縦へ速いサッカーをやってきたけれど、縦へも速いけれど、失わないときは失わないように、もっとボールを動かしてみようよと言っているので。そういう風に変わったことによる不安はあると思うので。それを解消出来るのは結果だと思う」と話すとおりだ。

「初戦が終わったとき。自分たちがやってきた3週間を振り返って、やっぱり3年間やってきたことの方がいいじゃんってなったら、今年の順天堂大は期待できない。でも、このまま続けてやっていければ大丈夫だって思えれば」。今季を占ううえで重要となる開幕戦は、4日に味の素フィールド西が丘で行われ、順天堂大は明治大と戦う。

 新生・順天堂大へは否が応にも注目が集まる。「順天堂大学のOBも含めて、私が元プロでサッカー協会の育成を担当したということも考えると、皆さんが期待値というかハードルを高くしていると思うんですね」と微笑んだ堀池新監督。

「現状を分析すると、順天堂大は関東1部のなかではトップレベルではない。明治大、流通経済大、専修大というのは戦力も充実していますし。そういう意味ではハードルを上げて期待されてもなぁと思うんですけど……」と言いながらも「逆にその期待に応えたいというのと、他の大学の方々も順天堂大はトップではなく、何番手くらいかな。なんて思っている人も多いと思うから。そういう人たちを見返したいというのはありますね」と静かな闘志を燃やした。

 母校を率いることを「名誉なこと」と話した堀池監督。今後は順天堂大の准教授として授業を受け持ちながら、蹴球部監督として指導する。「余程のことがない限り、準教授という身分でいると定年までは働けるのかもしれない」と話しながらも、「自分自身も大学で結果を出して、Jから誘われるような指導者になりたいとはもちろん思ってます」とキッパリ。「しっかりといいマネージメントをして、いいサッカーをやって、結果を出したいですし。そういうことがあれば評価される」と先を見据えた。

(取材・文 片岡涼)
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