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ミランU10の選手が人種差別を受けた可能性が浮上

ゲキサカ / 2015年4月7日 12時16分

ミランU10の選手が人種差別を受けた可能性が浮上

 欧州で大きな問題となっている人種差別。イタリアで開催されたユニバーサル・カップでは、10歳以下の選手たちまでもが、その攻撃対象となってしまったようだ。

 チェルシー、ユベントス、ローマ、アヤックスという世界各国の有力クラブのアカデミーが集まって開催された大会のミラン対パリ・SG戦でのことだったという。ミランが4-0で勝利した試合の中で、スタンドで見ていた選手の親と思われる大人たちから、黒人選手がタッチラインそいでボールを持つたびにブーイングやヤジが飛ばされたという。

 保護者から報告を受けたミランは公式サイトで、「ミランの黒人選手に対して、スタンドにいた特定の”人々”から人種差別があったという報告が入った」と声明を発表。「この問題を大げさにすることは望んでいないが、この報告が間違っているか、単なる単発の事件であることを望んでいる。もし実際にあったことが確認された場合、それは到底受け入れることができない事案だ」と訴えた。

 この問題を受けて大会主催者は、Facebook上に人種差別反対の動画をアップした。

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