1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[プレミアリーグWEST]「強いサンフレユースを見せたい」V奪還目指す広島ユースが加藤陸3発などで白星発進!

ゲキサカ / 2015年4月14日 7時44分

 スコアほどの差を感じさせない戦いを見せていた履正社だったが、まさかの4点ビハインド。平野直樹監督は「非常に硬かった。こういうゲームをなくしていかないといけない。結果は90分後に出るのでどうせ出るならトライして、自分がどれだけできる、できないを発見した上で次のゲームにもっていければいいけれど、相手をリスペクトしすぎた。きょうは尻もちついた倒れ方だったかな。どうせ倒れるなら前向きに倒れないとね」。SBが積極的にゲームメークに参加できず、ルーズボールを拾えなかった試合を残念がった。
 
 それでも履正社は終盤に意地は見せた。35分、牧野が中央から右サイドへ出した絶妙なスルーパスを起点に、攻撃参加した右SB清水遥生(2年)のクロスが相手のハンドを誘ってPKを獲得。これを牧野が左隅へ沈めて1点を返すと、41分にはMF田中駿汰(3年)が豪快な右足ミドルを叩き込んで2点差とする。そして44分には左サイドからDF4人を振り切って切れ込んだFW西村光明(3年)のラストパスをFW澤島輝(2年)が決定的な右足シュート。主将のCB安田拡斗(3年)やMF川畑隼人(3年)を欠いた中で健闘した履正社だったが、プレミアデビュー戦は黒星がついた。

 一方、勝った広島の沢田監督は「紙一重の展開であれを(勝利へ)持ってくるのは選手が逞しかった。まだまだ甘い部分がある。でも発展途上のチームだと思っているので」と期待する。就任1年目の沢田監督の下、トレーニングから球際の激しいプレーを繰り返し、逞しさが身に着いてきている広島。11年、12年に連覇したあと、一昨年は3位、昨年は8敗を喫して6位へと沈んだが、選手は今年復活Vへの意欲を口にする。長沼は「強いサンフレユースを見せたいなと思いますね。日本一をずっと取ってきたり、強い時代があったので。代表に行った時、『サンフレユースの時代終わったな』と他のチームの選手から言われて。内心凄く悔しくて。今年こそは自分たちの代なので見返したいと思っています」。課題を改善して1試合1試合自分たちの良い部分を出して広島らしく最後まで相手に食い下がり、そして勝負強さを発揮して勝ち点を積み重ねる。

[写真]後半23分、広島ユースは加藤陸次樹が右足で押し込んでハットトリック達成

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
2015プレミアリーグWEST

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください