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[関東]法政大がMF白石弾で今季初白星!!敗れた王者・専修大は今季未勝利続く…

ゲキサカ / 2015年4月16日 2時46分

 開幕戦では慶應義塾大に0-3の敗戦。続く第2節では明治大に2-3で競り負けていた法政大。今季3試合目にして、待望の勝利を手に入れた。西室は「専修に勝ったとかではなく。1、2節と勝ちがない中での勝利なので率直に嬉しい」と安堵の表情。「ここからしっかりとやっていければ」と先を見据えた。

 一方、初勝利の欲しかった専修大にとっては、痛すぎる敗戦となった。前線左サイドで初先発したルーキーのFW望月大(1年=清水ユース)やFW三沢直人(2年=西武台高)らが素早くボールを回すものの、決定的なシュートで終わることはできず。縦一辺倒の攻撃に終始。素早くボールを運ぶことへ固執するあまり、目前のチャンスを逃すシーンも見受けられた。

 前半5分には左サイドスローインから、こぼれを拾ったFW佐藤遵樹(3年=千葉U-18)がシュート。惜しくもクロスバーを叩く。その後は決定機もないまま時間は過ぎた。最終ラインでの連携ミスも目立ち、中盤から前線へのパスも呼吸が合わない。簡単にボールを失った。

 結果、後半6分に最終ラインの連携ミスから失点。源平貴久監督は「失点のミスがなく、0-0だったら……というゲーム。それがくだらないミスをしてしまったから、結果的にこうなった。今のチームの戦力からいったら、やってはいけないミス」と険しい表情で振り返る。

 専修大のDF萩間大樹(4年=川崎F U-18)は「なんで去年はあんなに勝てたのか……1勝の重みを感じます」と唇を噛んだ。第4節は中2日で行われ、専修大は桐蔭横浜大と対戦する。互いに今季未勝利のチーム同士の一戦となる。一節でも早く勝利を手に入れ、王者らしさを取り戻すきっかけにしたいところだ。

[写真]競り合う法政大MF青島とルーキーFW望月
(協力 関東大学サッカー連盟/飯嶋玲子)

(取材・文 片岡涼)▼関連リンク
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