[EL]合宿が良い影響に…ナポリが敵地でブンデス2位ボルフスを4発撃破!

[4.16 EL準々決勝第1戦 ボルフスブルク1-4ナポリ]

　ヨーロッパリーグ(EL)は16日、各地で準々決勝第1戦を行った。ボルフスブルク(ドイツ)がホームにナポリ(イタリア)を迎えた一戦は、ナポリが4-1で先勝した。第2戦は今月23日にナポリのホームで行われる。

　合宿が良い影響を及ぼしたようだ。ナポリはリーグ戦5試合白星なしで迎えた今月8日のコッパ・イタリア(国内杯)準決勝第2戦でラツィオに敗れ、決勝進出を逃した。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は怒りをあらわにし、ラツィオ戦後からチームに強制合宿を求めていた。12日のリーグ戦フィオレンティーナ戦では勝利をおさめたが、チームが気を緩めないようにとその後も合宿は継続されていた。

　ナポリは前半15分、カウンターからFWドリース・メルテンスがゴール前に放り込んだボールを胸で受けたFWゴンサロ・イグアインが右足でゴール左に決め、先制点。さらに同23分にイグアインの絶妙スルーパスからMFマレク・ハムシクが右足で流し込み、リードを広げる。

　敵地で2点リードで迎えた後半19分、ナポリはDFラインでの横パスを奪ったFWホセ・カジェホンが右から折り返したボールをハムシクが右足で流し込み、3-0。同32分にはFWロレンツォ・インシーニェの左クロスをFWマノーロ・ガッビアディーニがヘディングで合わせて、4-0と試合を決めた。

　対するボルフスブルクは後半35分にMFイバン・ペリシッチの折り返しをFWニクラス・ベントナーが右足で決めて、1点を返したが反撃もここまで。ブンデスリーガ2位と好調のボルフスブルクはホームでまさかの4失点を喫し、1-4で第1戦を落とした。
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