待望のJ初ゴールを挙げた広島FW浅野「気持ちで行きました」
ゲキサカ / 2015年4月18日 19時37分
[4.18 J1第1ステージ第6節 F東京1-2広島 味スタ]
迷うことなく、ゴールへ突き進んだ。1-1で迎えた後半37分、その10分前にピッチに立ったサンフレッチェ広島のFW浅野拓磨は、FWドウグラスからのパスをハーフウェーライン付近で受けると、一気にドリブルでボールを前へと運んだ。
「ボールを持ったとき、左に(柴崎)晃誠くんが走っていたのは分かっていたので、おとりに使って仕掛けようかなと思っていました。あの時間帯だったし、相手の守備も疲れていると思った。それに自分が(途中から)出たときに、やるべきことはボールを持ったらスピードを生かして仕掛けることですし、監督からも裏に仕掛けるように指示を受けていたので。あの場面は前向きにボールを持てたので、しっかり仕掛けてシュートに行こうと思っていました」
PA前、やや左寄りの位置まで駆け上がると、右にカットインする。左足の切り返しでFC東京のDF吉本一謙をかわすと、カバーに入ったDF森重真人のタックルがボールを捉える。それでも、これが浅野の足に当たり、そのままの流れで森重をかわすことに成功。「ゴチャゴチャッとなったけど、気持ちで行きました」という浅野はPA内で態勢を整えて右足を振り抜き、GK権田修一の守るゴールを割った。
「素直に嬉しい。このゴールまで、めちゃめちゃ長かった」と、浅野は決勝ゴールを振り返り、「これまでもチャンスがあった中で、最後に決めきれていなかった。サポーターを待たせていたし、自分がゴールを決めて勝てたことがうれしい」と、白い歯をこぼす。
リーグ戦では通算16試合目にしての初ゴール。実は、朝に得点できる予感がしていたという。「今朝、体調がおかしかったんです。ちょっと頭がクラクラしたというか。でも、こういうときに限って点を取れたりするんだよな、と思ったし、そういうのも良かったのかもしれませんね」。そう笑いながら話す浅野だが、ここからが肝心だと自覚する。「ここで満足したくないですし、ここからどんどん点を取れたらと思います」と、更なるゴールを誓った。
(取材・文 河合拓)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[新人戦]「2点以上は取れると思っていた」。尚志が自慢の攻撃力を発揮し、青森山田に4発逆転勝ち
ゲキサカ / 2025年2月2日 19時31分
-
ユース、トップ、代表でフル稼働した飛躍の1年も広島18歳FW井上愛簾「ベンチに入れず苦しい時期もあった」来季への覚悟示すU-19日本代表初ゴール!!
ゲキサカ / 2025年1月16日 17時41分
-
選手権開幕戦の活躍が自信に。関西U-17キャンプで突破、ゴールの185cmFW伊藤湊太(京都橘)は「FWとしてしっかり点に」こだわる
ゲキサカ / 2025年1月15日 2時25分
-
[MOM5004]堀越FW三鴨奏太(2年)_「取れるだけ取っておこうかなと」圧倒的“スター性”示した4ゴール2アシスト
ゲキサカ / 2025年1月7日 10時23分
-
[MOM4972]日章学園FW高岡伶颯(3年)_相手の想定を上回る動き出し。目標の全国制覇と「20」へ、まず3発
ゲキサカ / 2025年1月7日 10時15分
ランキング
-
1八村塁 4本の3P含む20得点!3戦連続20得点超えの大暴れ レイカーズはLA対決制して3連勝
スポニチアネックス / 2025年2月5日 14時22分
-
2【カーリング】女子で波乱!昨年VのSC軽井沢ク、6度Vの中部電力が1次L敗退
スポニチアネックス / 2025年2月5日 16時28分
-
3ニールセン新体制のなでしこジャパンメンバーが発表! 長谷川唯や熊谷紗希など主軸に加え、籾木結花は4年半ぶり招集【2025 SheBelieves Cup】
超ワールドサッカー / 2025年2月5日 17時7分
-
4“過小評価”ヌートバーは「バットを振るだけで怪我」 米指摘した欠点…覚醒の“条件”
Full-Count / 2025年2月5日 20時28分
-
5「なななんと!?」 元関脇のまさかの転身にファン騒然、銀幕デビューが話題「ああいうのが化ける」
THE ANSWER / 2025年2月5日 16時33分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください