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[プレミアリーグEAST]白井バースデーV弾!市立船橋が清水ユースを1-0撃破!

ゲキサカ / 2015年4月26日 22時42分

 一方の市立船橋はビッグチャンスこそつくることができていなかったものの、ボールを握って試合を進め、高やMF工藤友暉(3年)のドリブル突破、また永藤、MF西羽拓(2年)のスペースへの動きで相手にジャブを打ち続ける。そして迎えた後半31分、市立船橋は右CKを獲得すると、工藤のキックを「自分、きょう誕生日でしたたかに狙っていたので。(マークに)ついていたのが5番(村松)でCKの時の守備もしっかりつかれていたけれど、つかれていてもとにかくボールに合わせていこうと思っていた」という白井がファーサイドから打点の高いヘディングシュートで叩き込んで先制点。この日が18回目の誕生日だった白井のバースデーゴールがスコアを動かした。市立船橋は34分にもワンツーで清水DFを打開した西羽の右足シュートがゴールを襲う。清水も直後に左クロスから交代出場のMF望月陸(2年)の右足シュートがゴールを襲うなどチャンスをつくったが、的確な守備を見せるCB杉岡大暉(2年)と高さで相手の攻撃を跳ね返した白井、GK寺尾中心に守った市立船橋が勝利した。

 清水はエースFW大野椋馬(3年)不在の中で2試合連続無得点。そして相手の武器であるセットプレーで沈む形となった。平岡監督は「市船さんはしたたかでリスタートと分かり切っているところでやられている。そういうところですよね。勝つためにはひとつ決めきるところと、ああいうセットプレーでもやらせないというところ」と指摘。一方、市立船橋の朝岡監督は「この3試合、劣勢で厳しい戦いの中で勝ち切ったり、負けない戦いができているのは唯一評価できるところ」と我慢強い戦いで勝ち点を重ねているチームを評価した。優勝争いへ加わるためには、この3試合のように、苦しい展開になっても勝ち点を拾い続けていかなければならない。「全体的に見ると、いい流れではない。でもGKのファインセーブもあって助けられている。要所を抑えて守れている」と語った白井は今後の戦いへ向けて「DFライン中心に崩れずに戦う。最悪勝ち点を失わずに、勝ち点3を狙いにいく戦いをしたい」と優勝争いに加わるために、今後も勝ち点を奪いきる決意を口にしていた。

[写真]市立船橋は白井(右)の決勝ゴールで競り勝った

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
2015プレミアリーグEAST

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