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チチャリートが2発…レアル、苦しみながらもセルタとの打ち合いを制す

ゲキサカ / 2015年4月27日 6時43分

チチャリートが2発…レアル、苦しみながらもセルタとの打ち合いを制す

[4.26 リーガ・エスパニョーラ第33節 セルタ 2-4 R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは26日、第33節3日目を行い、2位レアル・マドリーが9位セルタのホームに乗り込み、4-2の勝利を収めた。

 試合は前半から激しく動く。先制したのはホームのセルタだった。前半9分、カウンターを発動させて一気に敵陣深くまでボールを持ち込むと、左サイドでボールを受けたFWノリートがDFダニエル・カルバハルとMFアシエル・イジャラメンディを鮮やかにかわして右足で先制ゴールを突き刺した。

 しかし、すぐさまレアルが反撃に出る。前半16分、MFハメス・ロドリゲスのスルーパスから右サイドをえぐったFWクリスティアーノ・ロナウドのグラウンダーのクロスのこぼれ球を、MFトニ・クロースが落ち着いて決めて同点。さらに同24分にはJ・ロドリゲスとのテンポの良いパス交換でPA内に侵入したFWハビエル・エルナンデスが、右足で流し込んで逆転に成功する。

 このままレアルペースになるかと思われたが、前半28分にセルタが同点に追い付く。FWファビアン・オレジャーナのスルーパスから抜け出したFWサンティ・ミナが一気にPA内まで侵入して狙ったシュートはポストに弾かれたものの、こぼれ球をミナ自らが押し込んで試合を振り出しに戻した。

 2-2と激しい打ち合いとなる中、前半43分にレアルが再びリードを奪う。左サイドでボールを受けたC・ロナウドが、右サイドのJ・ロドリゲスに展開。ドリブルで持ち出して左足で狙ったJ・ロドリゲスのシュートは、相手DFに当たりながらもゴールに吸い込まれた。

 3-2とレアルがリードして後半を迎えると、セルタが猛攻を仕掛けて積極的にシュートを狙うが、レアル守備を崩し切れずに同点に追い付けない。すると後半24分、最終ラインから攻め上がったDFセルヒオ・ラモスが相手最終ラインの裏へボールを送ると、チチャリートが鮮やかなトラップからネットを揺らして、レアルがリードを2点差に広げた。

 その後、レアルに追加点こそ生れなかったものの、守備陣もセルタの反撃をしのぎ、4-2のまま逃げ切った。

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