ユーベ4連覇お預け…トリノダービーは場外で大荒れ、5名以上逮捕か
ゲキサカ / 2015年4月27日 10時36分
セリエAは26日に第32節を行った。首位ユベントスはトリノとダービーマッチを戦い、1-2で敗れた。しかし試合結果よりも、ヒートアップしたサポーターによる“場外戦”が、大問題になっている。
同時刻帯の試合でラツィオが敗れた場合、ユベントスが勝利すれば、ユベントスの4連覇が決まる一戦。ユベントスは前半35分にMFアンドレア・ピルロのFKで先制したが、前半45分、そして後半12分に失点。1-2で敗れ、今節で優勝を決めることは出来なかった。なお、ユベントスのダービーマッチでの敗戦は、実に20年ぶりとなった。またラツィオは1-1で引き分けたため、勝ち点差は14となった。
だが、試合前から“場外戦”はヒートアップの様相を呈していた。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、まずはユベントスイレブンが会場入りした際、トリノサポーターによってチームバスに石や卵、紙爆弾が投げ込まれた。この時、窓ガラスの一部が破損する被害が出たという。
さらに混乱は続く。ユベントスが先制した直後には、サポーター席で乱闘騒ぎが起こった。結果、10名のサポーターが負傷し、病院に運び込まれる事態が起こってしまった。
これらの混乱で5名が逮捕された。またピッチ乱入騒ぎなどもあり、さらに逮捕者は増えるものとみられている。
両クラブの幹部は、怒りをあらわにしている。トリノのジャンルカ・ペトラーキSDじは「ダービーはお祭りでなければいけない。非常に残念だ。サッカーは健全な楽しみでなければならないはずだ。これからはピッチ上のサッカーだけが話題になることを祈っている」。また、ユベントスのジュゼッペ・マロッタ代表は「誠に遺憾だ。大変な暴力事件だ」と声を震わせた。
さらにイタリアサッカー連盟(FIGC)のカルロ・タベッキオ会長も「競技場に紙爆弾を投げる行為は計画性がある破壊行為だ」と話した。
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