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「NIKE MOST WANTED」グローバルファイナル突破へ、MF渡邊凌磨、MF渡辺柊斗が鹿島練習参加

ゲキサカ / 2015年4月29日 15時37分

「NIKE MOST WANTED」グローバルファイナル突破へ、MF渡邊凌磨、MF渡辺柊斗が鹿島練習参加

 世界で戦える若き才能を発掘する世界的なスカウトプロジェクト、「NIKE MOST WANTED」のジャパンファイナル(2月)を通過したMF渡邊凌磨(前橋育英高→早稲田大)とMF渡辺柊斗(東海学園高→東海学園大)の2人が、4月23日に鹿島アントラーズのトレーニングに参加した。

 2人はイングランド代表の本拠地、セント・ジョージズ・パークで開催される「NIKE MOST WANTED」グローバルファイナル(5月1日~3日)に“日本代表”として出場。約6か月間のエリートトレーニングや欧州プロのスカウトの機会を得られる「ナイキアカデミー」入りをかけて、世界各国からスカウトされた才能たちと実力を競い合う。

 今回実現した名門・鹿島への練習参加は日本人初となるナイキアカデミー入りへ向けた最終トレーニングの一環。渡邊凌が「日本代表に行っている選手もいて、そういった選手のプレーを見て、一緒にプレーすることは良い刺激になりました。また、自分がそういった選手と戦っていくためにはどうすればいいのかを考えながらプレーしていました」と語り、渡辺柊が「技術的には大学のサッカーと変わらないなとも感じたんですけど、フィジカル面、スピードとか、相手への寄せとか、身体的なものは全然違いました。思った以上に全然違いました」と振り返ったトレーニングでは、まず1時間程度ランニングやボール回しのウォーミングアップを行った後、6人ずつ3チームに分かれ、ハーフコートをさらに半分に区切ったピッチでミニゲームを実施した。

 攻撃側、守備側が目まぐるしく入れ替わる変則メニューのこのミニゲームは1時間にわたって行われたが、その中で2人は懸命にプレーし、随所で高いテクニックを披露した。2人とともにミニゲームを行った日本代表DF昌子源は「2人ともドリブラーの印象ですね。タイミングを僕もずらされたり、シュートも1本も打たせないつもりでしたけど、見事に抜かれて、点を入れられる場面もありました。日本にはドリブルで勝負できるタイプはそれほど多くないので、ぜひ世界に行ってもドリブルでチャレンジしてほしいですね」と語り、「僕はポジションが2人とは違ってCBですけど、CBはとくに失点をして学ぶと言われます。僕は失点から多くのことを学んでいるので、アタッカーだったら相手にボールを取られても、次に抜くためにはどうすればいいか。失敗して学んでほしいと思います。僕自身もそうやって、まだまだ今も成長中だと自分でも思っているので。しっかり、これからもいろんなことを吸収してほしい」とアドバイスを送った。

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