3試合連続ノーゴールで3連敗…ファン・ハール「偶然ではない」

[5.2 プレミアリーグ第35節 マンチェスター・U 0-1 WBA]

　プレミアリーグは2日、第35節を行い、マンチェスター・ユナイテッドはホームでWBAに0-1で敗れた。後半18分に直接FKで先制を許すと、同28分にはFWロビン・ファン・ペルシーのPK失敗もあり、最後まで1点が遠かった。これで3試合連続の無得点で3連敗。ルイス・ファン・ハール監督は「懸念すべきことだ」と危機感を口にしている。

「(3試合連続ノーゴールは)懸念すべきことだ。これは偶然ではない。チェルシー戦、エバートン戦、そして今日のWBA戦を振り返ってみても、多くの決定機をつくりながら得点を決められなかった。すべての試合でチームが不運だったわけではない。チャンスには決めないといけないということだ」

　クラブの公式サイトで指揮官は決定力不足を指摘する一方、失点シーンについては不運だったと嘆いた。相手の蹴ったFKが壁に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らしたアンラッキーな形だった。

「失点はFKがディフレクトしてのものだ。我々がつくった決定機、試合展開、そして相手の得点シーンを振り返れば、非常に不運な結果と言える。信じ難いが、これもフットボールだ」

　後半28分にはPKを獲得したが、ファン・ペルシーのキックがGKの好セーブに阻まれた。「普段ならロビンはPKを決めるのが上手いのだが、GKの素晴らしいセーブもあった」。来季の欧州CL出場圏内となる4位をキープしているユナイテッドだが、残り3試合で5位リバプールが勝ち点4差にまで迫ってきている。

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