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[関西1部]充実の戦力、そして「どのチームより日本一への欲も強い」関西学院大が京都産業大に快勝

ゲキサカ / 2015年5月18日 21時18分

[関西1部]充実の戦力、そして「どのチームより日本一への欲も強い」関西学院大が京都産業大に快勝

[5.16 関西学生リーグ1部第8節 関西学院大 3-0 京都産業大 三木防災]

 関西学生サッカーリーグ1部は16日に第8節を開催した。三木総合防災公園陸上競技場で行われた第1試合、関西学院大と京都産業大との一戦は、3-0で関学が勝利。開幕から続く無敗を保ち、首位の座を守った。

 首位・関学と黒星が先行する京産大との勢いの差が表れた。開始5分に中央をドリブルで進んだ関学FW呉屋大翔(4年=流通経済大柏高)のシュートで試合の幕が開けると、以降もMF徳永裕大(3年=G大阪ユース)とMF福冨孝也(4年=宝塚北高)のダブルボランチを起点にテンポ良くボールを動かし、サイドを狙う関学が試合を支配。前半だけで9本のシュートを放ったように、ゴール前まで何度も持ち込んだが、「関学さんは個人としても、グループとしても能力が高い。両サイドMFと呉屋選手を抑える為に後ろの人数をかけた」(小笠原唯志ヘッドコーチ)という京産大の守りを崩せない。

 守備の時間が長い京産大もカウンターから一発を狙い、27分には中央右寄りをドリブルで運んだFW木匠貴大(4年=初芝橋本高)が左に展開。これを受けたMF松井慎太朗(1年=神戸U-18)が中央にマイナスのパスを送り、MF竹之下修弥(2年=C大阪U-18)がミドルシュートを狙ったが、GK村下将梧(4年=東海大仰星高)に防がれる。

 33分には関学。中央でのボール回しから左サイドに転じると、MF小林成豪(4年=神戸U-18)がドリブルからゴール前にクロスを入れる。一旦は相手に弾かれたが、右サイドの高い位置で拾ったDF高尾瑠(1年=名古屋U18)が再びゴール前に放り込むと呉屋がヘッド。GKが弾いたところをMF出岡大輝(3年=G大阪ユース)が押し込んでこう着状態を崩した。

「1試合1得点を目標にしているので、今日も取れて良かった」。関学はそう振り返る出岡の一発によって1点リードした状態で前半を折り返すと、後半は「相手に合わせたサッカーで、自分たちのスピードではなかった」(呉屋)という課題も改善。攻守の切り替えが速くなった関学の時間が続いた。

 後半8分に「僕と(森)俊介、(小林)成豪の3人は練習から細かいすり合わせをしていて理解が深まってきた。最近は上手く、試合に出るようになってきた」(呉屋)という形通り、右サイドを突破したMF森俊介(3年=東山高)のクロスを呉屋が頭で合わせて2点目を奪うと、27分にはエリア右から福冨が放ったシュートのこぼれを呉屋が再び決めて勝負あり。関学が今季7勝目を挙げて、来週から始まる関西選手権に弾みをつけた。

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