AT弾含む武藤の2ゴールでF東京が甲府に勝利
ゲキサカ / 2015年5月20日 20時57分
[5.20 ナビスコ杯第5節 F東京2-1甲府 味の素]
ナビスコ杯は20日、第5節を各地で行い、A組1位のFC東京は、ホームで7位のヴァンフォーレ甲府と対戦した。前半にFW武藤嘉紀のナビスコ杯の初ゴールで先制する。後半40分に追い付いかれたが、アディショナルタイムに再び武藤がゴールを決めて、2-1で勝利。F東京が勝ち点3を上積みして、首位をキープしている。
F東京はDF松田陸、DF丸山祐市が最終ラインで先発出場。また浦和戦で加入後初ゴールを挙げたFW前田遼一も先発に復帰している。一方、甲府は16日の山形戦(2-0)からDF新井涼平を除く10選手を変更して試合を迎えた。
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序盤からF東京がボールを保持するも、最終ラインを5枚、中盤4枚のブロックをつくりスペースを消して来る甲府を前にシュートを打てない。前半12分には逆に甲府のMF堀米勇輝がドリブルでボールを運び、左足でシュートを打ったが、GK権田修一に正面で抑えられた。
前半15分にCKを得たF東京は、DF太田宏介の上げたクロスを前田がヘッドで合わせたが、ポジション取りの際のファウルを取られた。その直後には甲府のゴールキックを反撃につなげ、最後はMF米本拓司がミドルシュートを放ったが、わずかにクロスバーを越えた。
その後は両チームともミスが多く、見せ場のないまま時間が推移する。そんな中で違いを示したのは、FW武藤嘉紀だった。前半41分、右サイドからDF森重真人がクロスを上げると、PA内でマークを外し、左足でダイレクトボレー。これが決まってF東京が1点を先制した。この1点でF東京がリードして前半を折り返す。
ハーフタイム、マッシモ・フィッカデンティ監督の「リスクを冒さずに、攻撃しよう」の言葉を受け、F東京は左サイドから太田や米本がアーリークロスをゴール前に送り、最低限の人数で攻めた。
後半10分に甲府はFW盛田剛平を下げ、FWアドリアーノを投入する。同11分には太田のクロスがPA内の前田に渡るが、前田のシュートはGK荻晃太に防がれた。一方の甲府は引いたF東京を崩せない時間が続いたが、後半21分、PA内までボールを運びアドリアーノがシュートを放ったが、GK権田修一に防がれた。さらに甲府はMF野田公紘史を下げて、MF橋爪勇樹を起用する。F東京は25分にもCKのボールが流れて前田がゴールを狙ったが、シュートを枠に飛ばせない。
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