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[総体]ユース取材ライター陣が推薦する「総体予選注目の11傑」vol.5

ゲキサカ / 2015年5月23日 7時0分

MF道願翼(関東一高)
「細かいパスワークが特徴的な関東一を中盤で仕切る技巧派レフティ。昨年までは前目のポジションで使われることが多かったが、今シーズンからはボランチに固定され、相棒の浦川眞世と絶妙のコンビネーションを披露している。『できるだけ遠い所から見てプレーするようにしています』と本人も語るように、彼の左足から放たれるミドルパスとプレースキックは貴重なチームのアクセントに」

MF冨山大輔(関東一高)
「新チームになってここまで公式戦13連勝を誇るチームで、2年生ながら10番を託された独特の空気感を纏う司令塔。『難しい局面でこそ相手の発想を上回れ』と小野貴裕監督から課題を与えられている中で、高い空間認知能力から繰り出される意外性に溢れたパスは一見の価値アリ。目標の選手はイニエスタ(バルセロナ)とイスコ(レアル・マドリー)」

MF宮原直央(國學院久我山高)
「昨年の選手権全国ベスト16を縁の下で支えた安定感抜群のボランチ。久我山らしい技術の高さとインテンシティを併せ持ち、絶対に欠かせないピースとして中盤に君臨。決定的な場面から数本前のパスを遡ると、必ずと言って良いほど彼がボールを捌いているシーンが見られる。今年はキャプテンにも任命され、先輩の渡辺夏彦(慶應義塾大)や内藤健太(中央大)のようにチームをプレー面でも精神面でも牽引する存在を目指す」

MF濱川海人(大成高)
「近年都内でも存在感を強めている大成の10番とキャプテンを兼任するチームの大黒柱。昨シーズンは4-4-2のドイスボランチがベースポジションだったが、今シーズンはチームが3-4-1-2を採用する中で2トップ下に位置。豊島裕介監督も『2列目から飛び出していける選手』と評する“飛び出し”がより生きるポジションで、ゴール前での決定的な仕事を任されている」

MFリ・キョンチョル(東京朝鮮高)
「ある時はボランチ。ある時は2トップ下の司令塔。そして、ある時はストライカー。その時に監督から託された役割を完璧にこなせるスーパーポリバレントプレーヤーであり、どのポジションにいても積極的にボールを引き出せる10番を背負ったレフティ。『周りが右利きばかりで、自分だけ左利きが嫌で』一時は右利きに転向したが、周囲の薦めもあって再び左利きに戻った過去も」

FW澁谷雅也(國學院久我山高)
「昨年は1年生ながら入学直後から出場機会を得ると、夏以降はレギュラーを獲得。冬の全国も経験したドリブラー系アタッカー。軽快さと重厚さを兼ね備えた突破力は間違いなく全国レベルにあり、3トップを採用する久我山では左ウイングが主戦場ではあるものの、ストライカーポジションでも十分通用する得点感覚も見逃せない」

FW岡崎仁太朗(関東一高)
「『前線でいっぱい動いて味方が少しでも楽できるような選手になりたいです』と自ら語るように、ハードワークを厭わないストライカー。昨シーズンの活動量を生かしたサイドハーフ起用から一転して、今シーズンは4-2-3-1の“1”をゼロトップ気味に務め、本人も自信を隠さないスピードを武器にプレスの急先鋒としても機能。『守備も結構好きですね』と言うだけあって、1人でボールを奪い切ってゴールを陥れることも度々」

[写真]土屋氏が注目する國學院久我山MF宮原

■執筆者紹介:
土屋雅史
(株)ジェイ・スポーツに勤務し、Jリーグ中継を担当。群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。著書に「メッシはマラドーナを超えられるか」(亘崇詞氏との共著・中公新書ラクレ)。▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2015

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