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[関東大会]昨年度選手権全国4強の日大藤沢、今季無敗の西武台を破って関東制覇

ゲキサカ / 2015年6月1日 19時58分

 変化が如実に表れたのは、西武台の攻撃だった。左MF橋本は「取り返さなければと焦ってしまい、サイドの選手が中に入り込んだり、後ろから前線へ蹴ってしまったりして、うまくいかなかった」と悔しがった。急激に失速した西武台を尻目に、日大藤沢はカウンターでさらに揺さぶりをかけた。19分、先制点を挙げた興膳のスルーパスに右FW矢後佳也が抜け出し、GKとの1対1を決めてダメ押しの3点目で勝利を決定付けた。西武台はなかなかシュートに持ち込めない時間が続き、終盤は主将のCB小川匠を前線に上げたがパワープレーも実らず。左CKのこぼれ球を狙ったMF山口のシュートが防がれたところで、試合終了のホイッスルが鳴った。

 敗れた西武台は、今季初黒星。小川は「もう一度挑戦できる場に立てるように、高校総体で埼玉県の予選を勝たないといけない。もうすぐ予選が始まる。気落ちしないようにチームをまとめ直して、もうひと踏ん張りしたい。県予選で負けてしまっては、この大会でここまで来た経験も意味がなくなる」と13日に初戦を迎える高校総体予選に向けて、仕切り直しを誓った。一方、タイトルを勝ち得て弾みをつけた日大藤沢も同13日に高校総体の神奈川県予選で初戦を迎える。ドリブルなどで攻撃の起点となっていたMF蛭田悠弥は「目標は、昨季の全国ベスト4を超えること。まずは、神奈川を勝って、高校総体の全国大会に出場したい。そこで勝利に貢献して自分の評価も高めたい」と意気込みを話した。関東の舞台で互いの力を出し合った両チームの全国大会での再会はあるのか。これから佳境を迎える高校総体予選が注目される。

(取材・文 平野貴也)

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