[総体]佐賀宿敵対決は得点の形、シュートブロックなどで差を作り出した佐賀東が1-0で制す!!
ゲキサカ / 2015年6月1日 20時47分
先制された佐賀北は後半開始から2人を入れ替え、2分には交代出場FW前山紘輝(2年)が左足シュートを打ち込む。10分にはゴール前での混戦から左外側でフリーのFW眞柳壮良(3年)の下へボールがこぼれ、これを眞柳が右足で打ち抜くが、佐賀東GK中島豊輝(2年)がストップ。跳ね返りを眞柳が左足で押し込もうとしたが、これも佐賀東CB西原主将がスライディングでストップして同点ゴールを阻止する。逆に佐賀東はMF田中翔(3年)や交代出場のMF小川幸希(3年)の仕掛けからチャンスをつくるが、佐賀北を突き放すことができない。苦しい展開になった佐賀北も4バックへ変更した終盤に佐賀東をプッシュ。空中戦で抜群の強さを見せる井上や西原に跳ね返されながらもあきらめずに攻め続けるとアディショナルタイム、左クロスから前山が決定的なヘディングシュートを放つ。だがこれはクロスバーをたたき、主将の西原が「最後らへんチャンスつくられて。でもGKが止めてくれたり、しっかりブロックできたので良かったです。新人戦負けていたので次は負けるわけにはいかなかった」と胸を張った佐賀東が宿敵対決を制した。
佐賀東は「物凄く成長してこの大会だともっとやれたと思う。攻撃でも点取れますからね。右足でも左足でも。一番ぐっと伸び盛りだった時に怪我してしまった」と指揮官が残念がったように、大会直前に左SB川口高良(3年)がひざを痛めて長期離脱。チームのキーマン不在の状況だが、それでも新人戦準決勝で敗れた佐賀北に雪辱して決勝進出を果たした。井上は「新人戦負けて苦しい時期もあったけれど成長できた。1、2か月ずっと走っていたんで。みんな結構走れるようになっています」。メンタル面が課題だったチームの成長も感じている。西原は決勝へ向けて「自分たちがやることは変わらない。しっかり気を引き締めて勝ちたいと思います。(昨年は)全国で選手権初戦で負けて、去年の総体でも1回戦で負けている。今年も全国行って今年はずっと勝ち上がっていきたい」。決勝も勝って、全国での勝利を目指す。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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