[総体]魂で清水桜が丘引っ張った杉本主将、優勝決定づける「感動」のゴール
ゲキサカ / 2015年6月8日 8時8分
[6.7 全国高校総体静岡県予選決勝 清水桜が丘高 2-0 浜松開誠館高 エコパ]
1-0の後半アディショナルタイム、清水桜が丘高は主将のMF杉本隼(3年)が右CKのクリアボールを右足ダイレクトで叩く。強烈な一撃は頭でクリアしようとした浜松開誠館高DFを弾き飛ばすかのようにゴールへ。清水桜が丘のエース番号である8番を背負う主将はこの瞬間を「感動しました。全国行きたかったので、最後に決められてよかった。ゴールに向かって振っていこうと思っていた」と笑顔で振り返った。
昨年は高校世代屈指のアタッカーだったMF大石竜平(現国士舘大)が清水桜が丘の8番とキャプテンマークをつけていた。その後任のプレッシャーがあったが、「自分なりに頑張っていきたい」という杉本は運動量を多くすることや球際で強く行くことを徹底。そしてボールに絡み、正確なキックでゴールを生み出そうとした。その地道な働きが最後、決勝終了間際の貴重なゴールに結びついた。
腰痛を抱え、ベストの状態ではない。この日は激しい接触プレーで「ヤバかった」と倒れ込むシーンもあった。ベンチからは「無理なら止めろ」という声もあったというが、ベンチにサインを送ることもなく、当たり前のようにプレー続行。FW山田柊斗は「(杉本)隼とか途中で腰とか痛めていたんですけど、それでもやり切っていたので、ボクたちもしっかりやらなければならない」と感じたというが、杉本はその姿、魂でチームを引っ張った。
「目標は全国で優勝したい」と杉本。そのためにはまだまだやらなければならないことがたくさんある。静岡を制したことで気を緩めることなく、チームを引っ張っていく。
[写真]後半アディショナルタイム、清水桜が丘がMF杉本が右足ボレーでダメ押しのゴール
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2015
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
夏の王者・旭川実が過去3年敗れていた北海に雪辱。3発逆転勝ちで6年ぶりの選手権へあと1勝:北海道
ゲキサカ / 2024年10月29日 13時6分
-
【高校サッカー】選手権県大会決勝トーナメント1回戦…白熱の戦い制しベスト8が出そろう(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年10月28日 18時0分
-
[選手権]静岡学園が8発大勝でベスト8進出!! プリンス東海勢の富士市立が決勝T1回戦敗退:静岡
ゲキサカ / 2024年10月28日 12時3分
-
清水桜が丘の守護神・GK高田翔が18キロ減量でキレキレ…全国高校サッカー選手権静岡県大会
スポーツ報知 / 2024年10月25日 7時0分
-
[プリンスリーグ関東1部]9戦未勝利の前期から積み上げた桐生一がセット2発とタフな守りで後期3勝目。選手権予選へ弾みの1勝
ゲキサカ / 2024年10月13日 8時20分
ランキング
-
1大谷「左肩亜脱臼」楽観は禁物…《レギュラーシーズンなら欠場必至のはず》と専門家が警鐘!
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月29日 11時32分
-
2J助っ人の“70m独走弾”「漫画やん」 衝撃の“環境破壊”が話題「なんでJ2にいるんだ」
FOOTBALL ZONE / 2024年10月29日 7時30分
-
3ド軍が4年ぶりWS制覇へ王手 大谷翔平は2戦無安打も1得点2出塁…左肩負傷から強行出場
Full-Count / 2024年10月29日 12時43分
-
4球界の重鎮・権藤博氏はむしろ「日本の投手は投げなさ過ぎ」…沢村賞また「該当者なし」で選考基準見直し案も
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月28日 20時22分
-
5井上中日「矢野燿大ヘッド」招聘プラン立ち消えに…“元阪神監督”の看板などが足かせ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月29日 11時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください