柏がG大阪との“ACL8強対決”を制し今季ホーム初白星
ゲキサカ / 2015年6月23日 21時11分
[6.23 J1第1ステージ第13節 柏 1-0 G大阪 柏]
AFCアジアチャンピオンズリーグで8強へと駒を進めている2チーム、柏レイソルとガンバ大阪によるJ1第13節の延期試合は、1-0で柏が勝利。第1ステージホーム最終戦にして柏は、ホーム初白星を飾っている。
7試合勝ちなし(3分4敗)で15位と苦しんでいる柏は、MF武富孝介とDF輪湖直樹が出場停止。MF秋野央樹を今季2回目の先発に起用し、中盤の底に配した。
6戦負けなし(2勝4分)で4位のG大阪は、得点ランキングトップタイ(10得点)のFW宇佐美貴史は、2列目の左で先発した。
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ファーストシュートはアウェーのG大阪だった。前半2分、右サイド、DF米倉恒貴のクロスをPA中央でFWパトリックが頭で合わせる。しかし、ボールはGK菅野孝憲の手に収まった。
最終ラインからショートパスをつないでいく柏に対し、G大阪は高い位置からプレッシャーをかけていく。しかし、G大阪がペースを握りかけたところで柏がスコアを動かした。前半12分、柏はDFキム・チャンスが右サイド深い位置で倒されてFKを得る。秋野が左足でファーサイドへ送ったボールを、DFエドゥアルドがとらえる。角度のないところから放たれたヘディングシュートは、GK東口順昭の手を弾きながらもゴールネットに吸い込まれた。
先制を許したG大阪は、1トップのパトリックにボールを集めて攻勢に出る。チャンスメイクをしたのは宇佐美。29分には左サイドからPAのパトリックへピンポイントでクロスを合わせたが、ヘディングシュートはゴールを割ることができない。38分にも再び左サイドからDFラインの裏のスペースへ鋭いボールを送る。しかし、今度はパトリックには合わず、そのままゴールラインを割ってしまった。
前半終了間際には、MF今野泰幸がMF栗澤僚一からボールを奪取し、そのままドリブルで持ち上がると、左足を振り抜く。強烈なシュートはゴールマウスをとらえることができず。柏が1点をリードしたまま前半を終えた。
後半に入ると、立ち上がりから柏の時間が続き、ボールを支配率を高めた。反撃に転じたいG大阪は、10分に交代枠を使ってMF阿部浩之を投入した。
後半16分、中央でMF遠藤保仁がボールをキープすると、右サイドを駆け上がった米倉へ浮き球のボールを合わせる。米倉がダイレクトで中央に落とすと、パトリックが右足で合わせたが、GK菅野の好守に阻まれてしまう。
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