[プリンスリーグ関西]大阪桐蔭GK上田主将、リーダーは「波のない」、安定したメンタル持つ選手に
ゲキサカ / 2015年6月29日 23時56分
[6.27 高円宮杯プリンスリーグ関西第7節 大阪桐蔭高 3-0 阪南大高 J-GREEN堺]
昨年までは「全然波があった」という。だが、「『キャプテンやったら波作んな』ということを言われていたんで、それがプレーでも安定したメンタルでできることに繋がっていると思う」。波の少ないプレーで大阪桐蔭高を支えるGK上田人志主将(3年)がこの日、首位・阪南大高相手に完封勝利。安定したキャッチングや最終ラインの背後へのボールやクロスへの対応良く、勝ち点3獲得に貢献した。
試合中、常に意識しているのは普段通りのプレーができていない選手を探すこと。「良くないなという選手を見つけて声かけていつも通りのプレーに戻していく」。その声がチームメートの動きを改善し、チームにできかけた穴を最小限で食い止める。本人は「戦術は全然理解できていない。まだまだなんで」と苦笑いするが、その安定感と声がチームを支えているのは間違いない。
1日の24時間をどれだけ上手く使うことができるか。上田がリーダーを務める今年のチームについて、永野悦次郎監督は「今年の子らって、朝来て日誌出してから授業終わってクラブに行くまでずっと時間をちゃんと費やしている。今までなかったですよ、グラウンドでも小手先だけだったり。今の子らは日常しっかりやっている」と讃える。チームは「マジメ過ぎる」(上田)ことでプレーに余裕がなく、結果が出なかった時期もあるが、現在は堅守を中心に自分たちの戦術がハマればどの相手とも、怯むことなく戦うことのできるようになってきている。
昨年の全国総体はベンチで敗戦を見守った。大阪1位が初戦敗退。「あっけなすぎた」という大会を繰り返すつもりはない。「狙えると思う」という日本一へ、チームリーダーが信頼のできるチームメートたちとより、隙のないチームをつくる。
(取材・文 吉田太郎)
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