偶然か運命か…新井場のデビュー戦と引退試合が7月5日で重なる
ゲキサカ / 2015年7月6日 7時28分
[7.5 ENCORE 合同引退試合 ANTLERS LEGENDS 5-2 KAY FRIENDS カシマ]
運命を感じずにはいられなかった。1997年7月5日、万博記念競技場で行われたJ1第1ステージ第13節浦和戦、当時ガンバ大阪の下部組織に所属し、2種登録されていた高校3年生の新井場徹がプロデビューを飾った。そしてちょうど18年後の2015年7月5日、35歳になった青年はカシマスタジアムで行われた引退試合に出場した。
「高校3年の7月5日にJリーグデビューさせて頂きまして、今日7月5日に引退試合をして頂きまして、運命的なものを感じます」。常勝鹿島の一翼を担った男がこの日、正式にプロサッカー選手としてのキャリアに終止符を打った。
運動量豊富に左サイドを駆け上がる姿に、報道陣からは引退を惜しむ声も挙がった。しかし本人は「今日だけで判断しないでくださいよ」と苦笑い。「おかげで足が痛い」とおどけてみせた。
そして未練も全くないと話す。「何の悔いもない。このタイミングで辞めたからこういう舞台にも立てた。浩二とヤナギさんと一緒のタイミングで辞めてて良かった。今はホンマに良かったとしか言いようがない」と達成感に浸った。
ただ近年、リーグタイトルから遠ざかる古巣には厳しい注文も付けた。「このチームはタイトル以外は失敗のシーズンになる。今いる選手のまた次の選手にもそれを伝えていってもらわないといけない」とし、「それがこのチームの使命だと思う」と常勝軍団復活を期待した。
※敬称略
(取材・文 児玉幸洋)
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