コパ・アメリカ決勝で明暗…ブラボは“4冠”達成、マスチェラーノは「拷問」

　4日に行われたコパ・アメリカ決勝は、チリ代表がPK戦の末にアルゼンチン代表を下して悲願の初優勝を果たした。バルセロナに所属するGKクラウディオ・ブラボがチリのキャプテンとして優勝カップを高々と掲げる一方で、クラブでチームメイトのFWリオネル・メッシやMFハビエル・マスチェラーノのアルゼンチン勢は涙を飲むこととなった。

　バルセロナのクラブ公式ウェブサイトによると、バルセロナでの3冠に加えて、コパ・アメリカを制して4冠を達成したブラボは「ネガティブな歴史を脇に置かなくてはならなかったし、どうしても勝たなくてはならなかったんだ」と母国を初優勝に導いたことに歓喜を表した。

　対してブラジルW杯に続いて決勝で敗れることとなったマスチェラーノは、「このユニフォームを着て誰よりも楽しみたいけど、僕に与えられたのは苦しむこと。これはもう拷問だし、説明する言葉が見つからないよ」と嘆くしかなかった。

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