宇津木が深めた自信「日本のスキルは世界で通用する」
ゲキサカ / 2015年7月7日 20時9分
MF宇津木瑠美は現状を素直に捕えていた。「すべて出し切った結果。特に思い残すことはない。正直言って、アメリカの選手たちの凄さを肌で感じることが出来た。またこれから成長していかないといけない」。
今大会、なでしこ最大の発見は宇津木だった。グループリーグは初戦のスイス戦と2戦目のカメルーン戦にフル出場。決勝トーナメント進出を決めていたエクアドル戦には出場しなかったが、決勝トーナメントに入ってからは決勝までの4試合すべてでフル出場。ボランチとして文字通り攻守の舵取り役として、ピッチで存在感を放った。
そしてMF澤穂希をここぞという場面で登場させることが出来たのは、宇津木の存在があったからだった。「自分が出来ることを最大限やっただけ」と謙虚に話した宇津木。そして「自分が出来ないことを誰かがやってくれている。自分が特別、チームのために何かやったとは思っていない。みんなが良くやってくれた」とチームメートに感謝した。
宇津木は2010年から海外でプレーしている。今後も屈強な欧州の選手たちと切磋琢磨しながら成長を促すことになる。「日本の選手たちのボールを扱うスキルは世界で通用するというのは自信を持っていいことだなと思った」。改めて深めた自信。世界基準のボランチが、なでしこを更なる高みへと導く。
(取材・文 児玉幸洋)
●女子W杯2015特集
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