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亡命&ビザ問題で選手7人&監督を欠いたキューバ、メキシコに大敗

ゲキサカ / 2015年7月10日 20時48分

亡命&ビザ問題で選手7人&監督を欠いたキューバ、メキシコに大敗

 北中米カリブ海王者を決めるCONCACAFゴールドカップに参加しているキューバ代表が、とんだハプニングに見舞われた。現地時間9日に行われたメキシコとの初戦に、選手7人と監督を欠いて臨むことを余儀なくされたのだ。

 キューバ代表は初戦に備えて開催地のシカゴに入っていたが、試合前日にFWケイレン・ガルシアが行方不明となった。キューバ代表では過去にも何度か同様の事例があり、亡命を図ったとみられている。

 ところが、ハプニングはこれだけでは終わらなかった。ラウル・ゴンサレス・トリアナ監督と選手6人が、ビザの問題でアメリカに入国できず、初戦に間に合わなかったのだ。アシスタントコーチのワルテル・ベニテス氏は「こんなことが起こるとは思いもしなかった」と困惑していた。

 結局、キューバ代表は登録23人のうち16人だけで臨み、ベニテス氏が代理で指揮を執った。しかし、メキシコFWオリベ・ペラルタにハットトリックを許すなど0-6で大敗。ただでさえ苦戦が予想されたメキシコ戦を前に、最悪のタイミングでのハプニングとなってしまった。

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