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後半に2ゴールを挙げた川崎Fが武藤移籍のF東京に完封勝利

ゲキサカ / 2015年7月11日 23時24分

後半に2ゴールを挙げた川崎Fが武藤移籍のF東京に完封勝利

[7.11 J1第2ステージ第1節 川崎F2-0F東京 等々力]

 J1は11日、第2ステージの開幕節を迎え、川崎フロンターレはホームでFC東京との多摩川クラシコを行った。試合は後半に2ゴールを挙げた川崎Fが2-0で勝利し、第1ステージ2位だったF東京を下している。

 川崎Fは第1ステージ第17節の鹿島戦(2-3)からMF森谷賢太郎、FW船山貴之が外れて、MF中村憲剛、MF大島僚太が先発に復帰。一方、FW武藤嘉紀がマインツ(ドイツ)へ移籍したF東京は、第1ステージ第17節の清水戦(3-2)から武藤、MF高橋秀人、MF三田啓貴に代わり、MF米本拓司、MF石川直宏、MF羽生直剛が先発入りした。
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 7日の親善試合で、ドルトムント(ドイツ)に0-6と大敗を喫した川崎F。前半2分には東アジア選手権の日本代表候補にも選出されたDF武岡優斗が仕掛けてクロスボールを蹴るなど、立ち上がりから攻める姿勢を示した。同5分にも敵陣でボールをつなぎ、中村がミドルシュートを放ったが、GK権田修一が抑えている。

 F東京も8分にはセットプレーからチャンスをつくり、あわやオウンゴールという場面を迎えたが、川崎FのGK新井章太が懸命のセーブでゴールを割らせなかった。同11分にもF東京は直接FKのチャンスを得るが、DF太田宏介のシュートは左へ逸れて行った。同13分にも川崎Fの最終ラインのミスを突き、FW前田遼一が決定的な場面を迎えたが、シュートを枠に飛ばすことはできなかった。

 敵陣までボールを運べない時間の続いた川崎Fも、前半21分にFW大久保嘉人とのワンツーから抜け出そうとした中村が倒されて直接FKを得る。MFレナトが左足でゴールを狙ったが、相手選手に当たって右に外れた。同28分には中盤で縦パスを受けて反転したレナトが、ドリブルでボールを運んでシュートを放ったが、ゴール右に切れて行った。同29分には中村のキープから左サイドにボールが出て、DF小宮山尊信のマイナスのクロスを受けたレナトが左足でシュートしたが、これも枠を捉えられなかった。

 川崎Fは前半38分にもPA手前までボールを運ぶと、武岡が左足でゴールを狙ったが、ボールはDFに当たり枠の左へ逸れた。41分にも敵陣でボールを回し、大久保の横パスを受けた大島がミドルシュートを放ったが、クロスバーを越えている。前半終了間際にも川崎FはMFエウシーニョ、大久保らがミドルシュートを打ったが、得点は挙げられないまま前半を終えた。

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