[クラブユース選手権U-18]ユース取材ライター陣が推薦する「クラセン注目の11傑」vol.1
ゲキサカ / 2015年7月15日 7時41分
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『クラセン注目の11傑』」
総体、選手権でも人気企画となっているユース取材陣が推薦する大会注目プレーヤー特集。7月22日に開幕する第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の注目選手を「クラセン注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター各氏に紹介してもらいます。第1回は関西を中心に活動する森田将義氏による11名です。
全国高校総体と並ぶ2種年代の夏の祭典が「日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」だ。全国の予選を勝ち抜いた32チームが、群馬と神奈川の2ラウンドで優勝を争う。11日間という短期間で行われる戦いの行方と共に注目して欲しいのが選手たちの成長。よく、高体連の監督たちが「苦しい夏を経験して、グッと伸びた」という表現をするが、クラブユースの選手たちにとってもこの現象は多く見られるモノだ。また、トップ昇格の最終ジャッジの判断材料にされることも多く、人生を左右する大会とも言える。今回は出場選手の中から、更なる進化を遂げそうな選手をチョイスすると共に、昨年と同じく選びきれなかった選手を次選という形で選出させてもらった。挙げることが出来なかった選手にも飛躍を遂げる可能性がある選手はいる。若き精鋭たちが夏の祭典で飛躍する様子に注目して欲しい(文・森田将義)。
以下、サッカーライター・森田将義氏による注目11人+22
GK阿部航斗(新潟U-18)
「アグレッシブなセービングと『高校に入って、言わなければならないタイミングで指示を出せるようになった』と自信を見せる的確なコーチングが売りの守護神。足下の精度も確かで、ロングキック一本で試合の状況を変えることができる」
森田氏推薦注目GK:加藤有輝(大宮ユース)、堀口皓平(徳島ユース)
DF柳貴博(F東京U-18)
「今年に入り、初めてU-18日本代表に選出されるなど赤丸急上昇中のDF。181cmの高身長に走力を備えた身体能力の高い選手で、チームでは3バックの一角、代表では右SBとしてプレー。前への推進力を活かした積極的な攻め上がりでサイドからチャンスを作る」
森田氏推薦注目SB:熊川翔(柏U-18)、梅村豪(清水ユース)
DF庄司朋乃也(C大阪U-18)
「トップ昇格が有力視されるCB。入学当初から際立っていた空中戦の強さ、ロングフィードの正確性が増し、この年代屈指の能力を持つ。キャプテンを務める今季は『チームを引っ張っていければ』と課題だったコーチングにも成長が見られ、より完成度の高い選手に成長」
森田氏推薦注目CB:岡野洵(千葉U-18)、冨安健洋(福岡U-18)
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