1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[クラブユース選手権(U-18)]初戦黒星の柏U-18が東京Vユースに3発快勝。決勝トーナメント進出に望みを繋ぐ

ゲキサカ / 2015年7月23日 20時32分

 柏は初日の清水ユース戦を0-1で落とし、「後がない試合。負ければグループリーグ敗退が決まってしまうので、選手には全部出し切ろうと話していた」(下平隆宏監督)とこの試合に挑んだ。下澤が「目標は優勝。今日の勝利で決勝トーナメントへの道が少し開けた。まだグループリーグが1試合あるので、一喜一憂しないで次に挑みたい」と話したように、決勝トーナメント進出に望みを繋ぐ貴重な一勝と言える。また、今大会はタイトル奪取と共に、「苦しい状況が続いているので、ここで結果を出して、プレミアに繋げたい」(下澤)という目標もある。プレミアリーグでは10節終了時点でわずか2勝と結果が残せず、順位は7位と低迷。下澤が「今日みたいな試合が出きれば、プレミアでも結果が出てくるはず」と続けたように、自信と手応えを掴む試合だったと言える。

 一方の東京Vはチャンスを作りながらも、ゴールが奪えず悔しい結果に。今年1月末に指揮官に就任し、現役時代以来、19年ぶりにヴェルディのユニフォームに袖を通した藤吉信次監督は「決定機を活かせるか、活かせないかが試合を決めるポイント。後半の立ち上がりに押している時間もあったので、そこで決めていれば違う結果になったはず」と試合を振り返る。

 藤吉監督は戦前、「特色のあるチーム同士なので、面白い試合になるはず」と予想していた。「攻撃陣がボールを持つと、指導者なのに楽しくなっちゃう」という東京Vらしい仕掛けも随所に見られたが、「負けたから、まったく面白くないですね。やっぱり勝たないと面白くない。点を獲って、逆転できるイメージもあっただけ余計に」。だが、この日は勝てなかったものの、「僕がユースの頃は、もっとチャラチャラしていた(笑)。でも、今の子どもたちは真面目で良い奴ばかりなので、教え甲斐がある。指導していて幸せですね」と話すように、充実した日々を過ごしている。選手たちも同じで、今大会を早々と去る気はない。次の清水ユース戦では、ヴェルディらしさを勝利に繋げて、グループリーグ突破を決める。

[写真]前半3分、柏U-18は浮田が先制ゴール

(取材・文 森田将義)▼関連リンク
【特設ページ】第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください