浦和、2連敗で年間首位から転落…川又4戦連発の名古屋が逆転勝利!!
ゲキサカ / 2015年7月26日 0時32分
[7.25 第2ステージ第4節 名古屋 2-1 浦和 パロ瑞穂]
J1は25日、第2ステージ第4節を行い、パロマ瑞穂スタジアムでは名古屋グランパスと浦和レッズが対戦し、名古屋が2-1の逆転勝利を収めた。
前節、広島に1-2で敗れ、第1ステージ開幕からの無敗記録が19で途切れた浦和は前半9分、MF阿部勇樹の縦パスをPA内で受けたMF武藤雄樹が右足で狙ったが、GK楢崎正剛の守備範囲に飛んでしまった。しかし、同19分に浦和が先制に成功する。後方からのボールをMF高木俊幸がダイレクトで前線に送ると、MF柏木陽介がPA内に進入。左足から放たれたボールはDF牟田 雄祐のオウンゴールを誘い、スコアを1-0とした。
浦和がスコアを1-0としたが、前半20分に名古屋がすぐさま試合を振り出しに戻す。センターサークル付近でボールを拾ったFW永井謙佑がスピードに乗ると一気にPA内へとボールを運び、左足で送ったクロスをFW川又堅碁がヘディングで叩き込んでスコアを1-1とした。川又は4試合連続ゴールと絶好調を維持している。
すると前半22分に浦和をアクシデントが襲う。カウンターから抜け出しそうになった永井をDF森脇良太が倒してしまうと、一発退場となって数的不利に陥ってしまった。名古屋はこのプレーで得たFKをMF小川佳純が直接狙ってゴールを脅かしたが、GK西川周作に弾き出されて勝ち越しゴールとはいかなかった。
1-1のまま後半を迎えると、後半3分、川又のクロスをDF矢野貴章が落とすと、永井が右足で狙いすましたシュートを放つがボールはゴール左に外れた。しかし同17分、MF小屋松知哉のサイドチェンジを受けた矢野がボールを運ぶと、右足を振り抜いてゴールネットを揺らして2-1と名古屋が逆転に成功した。
数的不利の浦和は後半21分、PA外から柏木がゴールを脅かすもボールはゴール右へと外れ、同34分にはMF宇賀神友弥のクロスをMF橋本和がダイレクトボレーで合わせるが、ゴールマウスを捉えることができなかった。さらに同44分には橋本のクロスからゴール前でフリーになったFW興梠慎三が決定機を迎えるも、シュートは枠を外してしまった。
1点のリードを守り抜いた名古屋が2-1の逆転勝利を収めた。2連敗となった浦和は年間勝ち点を45から伸ばせず。同時刻キックオフの広島が横浜FMを下して年間勝ち点を46まで伸ばしたため、年間首位から転落している。
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