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[クラブユース選手権(U-18)]大宮ユースが黒川の2発含む4発で快勝、悲願の初タイトルへ前進

ゲキサカ / 2015年7月26日 21時58分

 一方、川崎は主将を務めるFW岸晃司が15分過ぎの接触プレーで負傷交代。MF三笘薫のターンやMF渡邉啓太郎のアーリークロスなどからチャンスを作ったものの、ゴールは遠かった。前半終了間際、三笘が途中出場の瀬川ヤーシャとのワンツーで抜け出して際どいシュートを放ったが、わずかにゴール右へ外れた。ただし、4点を追う後半は、攻撃の軸である岸の不在を感じさせない猛攻を仕掛け、大宮に押し上げを許さなかった。サイドを起点に攻め立て、11分には左DF島崎竜の横パスを受けた瀬川が突破にかかったところでファウルを受け、PKを獲得。瀬川が自ら決めて1点を返した。当然、川崎の反撃ムードは上昇したが、大宮は立て続けに選手交代を行い、ピッチ内の運動量とパスワークを活性化。北西真之、野崎玲央の両CBとアンカーの山田陸を中心に相手の攻撃を跳ね返し続け、終盤は間延びした相手をカウンターで強襲に転じた。川崎は試合終了間際にDF川崎晶弘の左からのクロスをMF猪狩和真が頭でわずかにそらして渡邉がボレーで押し込んだが、オフサイドの判定で認められなかった。

 結局、試合は4-1で終了。ジュニアユース時代に全国大会で準優勝を2度経験している大宮の藤沼は「ここまできたら優勝しか見えていない。去年は、ここで負けて悔しい思いをした。相手がどこでも勝ち続けて(準決勝、決勝戦が行われる)ニッパツで勝って、タイトルを取ってみんなで喜びたい」とタイトル奪取に強い意欲を示した。大宮は、28日に行われる準々決勝では、コンサドーレ札幌U-18(北海道)と対戦する。

[写真]大宮ユースはMF黒川が2得点の活躍

(取材・文 平野貴也)▼関連リンク
【特設ページ】第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

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