[総体]ユース取材ライター陣が推薦する「総体注目の11傑」vol.4
ゲキサカ / 2015年7月27日 12時12分
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校総体注目の11傑』
平成27年度全国高校総体「2015 君が創る 近畿総体」サッカー競技(8月3日開幕、兵庫)開幕間近! ゲキサカではユース年代を主に取材するライター各氏に、高校サッカーの「夏の祭典」に臨む出場校の中から注目選手11人を挙げてもらい、ピックアッププレーヤー1人をコラムで紹介してもらいます。第4回は、サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長で育成年代からJリーグまで幅広く取材し、各種媒体に寄稿している川端暁彦氏による11名リスト、そして桐光学園高FW小川航基選手についてのPICK UP PLAYERコラム(別記事へ移動します)です。
「11傑は毎回ポジションバランスを綿密に考えて頭を痛める選考をしてきましたが、今回はあくまでベストイレブンではなく「11傑」である企画の原点に返ることにしました。1校1名というハードルは作りつつも、ポジションは意識せずに選考しています。
GKは前田勇矢(大津高)。GKファクトリーとしての伝統を持つ高校ですが、また面白い選手が出てきています。DFは1バックになってしまいましたが、小野寺健也(日大藤沢高)ならば気合いで守ってくれるでしょう。
中盤の底は田中駿汰(履正社高)。182cmの細身の長身でセンスのあるボールさばきを見せてくれます。そして攻撃的MFには司令塔・山本悠樹(草津東高)と超絶技巧の山本蓮(久御山高)の“ダブル山本”に加え、今大会でのブレイクを期待したい滝沢昴司(桐生一高)、流経の10番を背負う松本雅也(流通経済大柏高)、 “ハイブリッド・グリーン”神谷優太(青森山田高)といずれ劣らぬ猛者ぞろい。ここに地元兵庫から2年生の持井響太(滝川二高)にも加わってもらいました」
前線にはまず小川航基(桐光学園高)。今大会No.1ストライカーと言ってしまっていいでしょう。そしてパートナーには、ワンタッチゴールのセンスに加えてドリブルでの打開力もあり、ポストも上手くなってきた井上直輝(立正大淞南高)を選ばせてもらいました。来たる総体では未知のタレントとの遭遇や、思わぬ成長を遂げている選手との出会いがあることを楽しみにしたいと思います。
以下、川端氏が推薦する全国総体注目の11人
GK前田勇矢(大津高)
DF小野寺健也(日大藤沢高)
MF田中駿汰(履正社高)
MF山本悠樹(草津東高)
MF山本蓮(久御山高)
MF滝沢昴司(桐生一高)
MF神谷優太(青森山田高)
MF松本雅也(流通経済大柏高)
MF持井響太(滝川二高)
FW小川航基(桐光学園高)
FW井上直輝(立正大淞南高)
執筆者紹介:川端暁彦
サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長。2004年の『エル・ゴラッソ』創刊以前から育成年代を中心とした取材活動を行ってきた。現在はフリーランスの編集者兼ライターとして活動。『J論』( http://j-ron.jp/ )編集長を務めているほか、ライターとして各種媒体に寄稿。著書『Jの新人』(東邦出版)。▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2015
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