前回大会MVPの山口が考える“前回との違い”とは…
ゲキサカ / 2015年8月7日 16時42分
2試合を終えて1分1敗、すでに連覇の可能性がついえてしまっているハリルジャパン。ここまで2試合連続でフル出場し、5日の韓国戦(1-1)では勝ち点1を死守するスーパーミドルを決めた前回大会MVPのMF山口蛍(C大阪)は、苦戦続きの状況について「前回との差はそこまでないと思っている」と冷静にとらえていた。
「前回も試合内容が良かったわけではない。中国戦も最終の韓国戦もそうだったが、内容的にはずっと押されていたことに変わりはない」
山口が指摘するとおり、前回大会も初戦の中国戦に3-3の打ち合いで引き分けると、続くオーストラリア戦は2度のリードを追いつかれながら、最後にFW大迫勇也のゴールで突き放し、かろうじて勝利をおさめた。韓国との最終戦は1-1の後半アディショナルタイムにFW柿谷曜一朗が劇的な決勝点。薄氷を踏みながらの優勝劇だった。つまり、違いがあるのは試合を決めるゴールを奪っているかどうかの部分だ。
「押されている中で、前回は(柿谷)曜一朗とかが一発抜けたのをしっかり決めて、あとは守って勝ったという感じだった。今回も試合内容にはそこまで差はない。決めるか決めないかのところが前回との差になっている」
ただし、内容云々とは別に、「自分たちが結果を出していないので、(批判を)言われるだけ。それは仕方ない」という思いはある。残すはホスト国の中国戦のみ。「自分たちが圧倒して勝てると思っているなら、そのほうがおかしい。厳しい戦いになることは絶対にみんなが想像していること」という中、勝利だけを追求し、走り抜く。
(取材・文 矢内由美子)
●東アジア杯2015特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
新星17歳MFが目指すべき“落選組ルート” 日本に一筋の光…A代表入り必須の条件とは?【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月24日 11時50分
-
徳島監督「サポーターは一番のファミリー」 7戦ぶり白星に選手労い「一番勝ちたかった」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月20日 16時32分
-
徳島が増田体制初&7試合ぶり勝利でJ2最下位脱出! 前節6失点大敗→今季初の無失点白星で挽回
FOOTBALL ZONE / 2024年4月20日 16時4分
-
J2徳島・増田暫定監督、5戦未勝利も“攻撃”に手応え「拍手してもらったことに甘んじず」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月7日 16時26分
-
J2徳島、泥沼の5戦未勝利…ホームは5戦5敗 試合前からアクシデント発生
FOOTBALL ZONE / 2024年4月7日 16時2分
ランキング
-
1横浜FM、クラブ史上初のACL決勝進出が決定 数的不利も蔚山とのPK戦“死闘”制す
FOOTBALL ZONE / 2024年4月24日 21時53分
-
2大敗の吉井監督「交代のタイミング間違えた」 8失点炎上の二保に謝罪「恥かかせた」
Full-Count / 2024年4月24日 21時36分
-
3大谷翔平が「人生の中でトップクラス」と自画自賛 前夜の191キロ衝撃弾を自ら解説
スポーツ報知 / 2024年4月25日 8時32分
-
4大谷、たった26試合でド軍歴代トップ3を独占 止まらない弾丸ライナー、1位&3位記録を2日で樹立
THE ANSWER / 2024年4月25日 11時12分
-
5阿部巨人「特別バント練習」は恐怖の警告…大城が犠打連続失敗で監督激怒→スタメン剥奪
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月25日 11時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください