1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[総理杯]PK戦の末に流経大下した明治大、未だない夏の日本一へ「新しい歴史を」

ゲキサカ / 2015年8月15日 10時56分

 寸での所ですり抜けた勝利の二文字。本来なら、気落ちしそうな明治だったが、「あそこで追いつく流経は凄いし、本当なら流経の流れになると思うけど、負けるとは思わなかった」(高橋)。延長前半終了間際にDF河面旺成が強引に中央を突破し、シュートを狙うなど攻撃のギアを入れた。

 対する流経大も、延長後半すぐにエリア右でのFKから、田上が決定的なヘディングシュートを狙ったが、GK服部一輝の「神セーブ」(藤本)に阻まれ、勝敗はPK戦に委ねられることになった。ここでは明治大が5人全員成功したのに対し、流経大は3人目のキックが服部に阻まれ、勝負あり。PK戦を制した明治大が決勝行きを掴んだ。

 明治大は過去に2度、インカレ制覇を達成しているが、総理大臣杯は未だない。2年前には流経大から2点リードを奪いながらも逆転負けを喫しており、藤本は「今回は何が何でも勝ちたい。2年前の悔しさはかなりある。昨日のミーティングも流経に0-2から逆転負けをした試合を観て、悔しかったことを思い出した」と振り返る。

 準決勝で雪辱を晴らした格好だが、「今日、勝って嬉しかったけど、次勝たないと意味がないことは分かっている」(藤本)。「今年初めにチームを立ち上げた時から、全部のタイトルを獲ると意気込んできた。勝って明治の新しい歴史を作りたい」と高橋が口にしたように、新たな扉を開けるか決勝戦に注目だ。

(取材・文 森田将義)
●第39回総理大臣杯特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください