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唯一のゴールも笑顔なし、MF前田直「反省すべき」

ゲキサカ / 2015年8月26日 23時36分

唯一のゴールも笑顔なし、MF前田直「反省すべき」

[8.26 トレーニングマッチ U-22日本代表候補 1-2 京都]

 唯一の得点を決めた。しかし、MF前田直輝(松本)の表情は晴れなかった。

 後半2分までに2点を先行されたU-22日本代表候補は、その後反撃に転じたが、なかなか京都ゴールをこじ開けられない。しかし、同42分にようやくゴールを陥れる。左サイドに開いたFW鎌田大地(鳥栖)がDF宮原和也(広島)からボールを呼び込むと、鎌田のクロスを前田がダイレクトで合わせて1点差に詰め寄った。

「大地がいい形で裏に抜けたので、来るだろうと思って信じて走りましたし、いいクロスを上げてくれました」とチームメイトへの感謝を示した。しかし、同点ゴールを奪えずに1-2で敗れたことで、「結果にこだわっていかないといけないチームとしては、反省すべきだと思う」と悔しさを滲ませている。

 ゴールこそ奪った。だが、満足はない。自身のプレーにも「もっとゴールにどん欲にならないといけないし、ボールに触る回数も増やさないといけない。まだまだなので、アピールし続けないといけません」と課題を挙げたように、手倉森ジャパン生き残りのためにさらなる成長が必要だと感じている。

(取材・文 折戸岳彦)

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