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[関西U-16~Groeien~2015]個性的な選手並ぶ神戸弘陵、大阪桐蔭との上位対決制す!

ゲキサカ / 2015年8月28日 8時12分

[関西U-16~Groeien~2015]個性的な選手並ぶ神戸弘陵、大阪桐蔭との上位対決制す!

[8.27 関西U-16~Groeien~2015第8節 大阪桐蔭高 1-3 神戸弘陵高 伊勢ヴィレッジA]

 関西地域の強豪10校の1年生たちが長期にわたるリーグ戦を通して成長を目指す「関西U-16~Groeien(育てる)~2015」は27日、伊勢フットボールヴィレッジで第8節を行い、首位の神戸弘陵高(兵庫)が3位・大阪桐蔭高(大阪)に3-1で逆転勝ち。神戸弘陵は得失点差で興國高を1点下回ったものの、首位・興國と同じ勝ち点19で28日の最終節を迎える。

 負ければ優勝が厳しくなる大一番。森洋平コーチが「いい個性を持ちながらチームの中で差なくやることができている」という神戸弘陵がリーグ終盤戦の上位対決を制した。今春のオーシャンフィールドU16カップ(茨城)では準決勝で日大藤沢高(神奈川)、決勝で流通経済大柏高(千葉)をいずれもPKで破るなど優勝。全国レベルの1年生大会を制した期待の世代は、同大会で関東勢のプレスの速さなどを学び、トレーニングでは連日のように行われてきたという15分間の紅白戦などで力磨いてきた。そして「関西U-16~Groeien(育てる)~2015」で着実に成長を遂げていることを示した。

 前半から勢いを持って相手を飲み込みにかかった神戸弘陵に対し、大阪桐蔭は凌ぎながら徐々に縦パスの本数を増やして攻め返して行く。そして前半45分、大阪桐蔭はMF北田ダイアが右足で上げた左クロスをファーサイドからゴール前へ飛び込んだMF大深拓海が左足でゴールへ沈めて先制点を奪った。

 FW今岡陽太ら主軸3人がAチームに帯同しているため不在の大阪桐蔭だが、後半立ち上がりも得点ランキング首位のFW菊井悠介へ縦パスを入れながら攻撃を組み立てていく。だが後半開始から4人をスイッチした神戸弘陵が1チャンスを活かして流れを引き寄せる。9分、敵陣中央で獲得したFKからクイックリスタート。MF上月翔聖からDFラインの背後へ送られたボールに反応した交代出場FW立岩玄輝が左足でゴールへ流し込んで同点に追いつく。

 相手の足が止まった隙を突いた一撃で同点とした神戸弘陵はさらに11分、中盤で高い技術を示していたMF山岡柊威のループパスで抜け出した立岩が右足ループシュートを決めて逆転に成功する。「相手に勝ち越された時に自分たちから崩れて、そこからなかなか上手く自分たちのペースにもっていけなかった。僕たちボランチがもっとパスコースに入って起点になれれば勝ち越されても自分たちのサッカーで追い越せていくと思う」と大阪桐蔭の北田が悔しがったのに対し、その後も巧みな身のこなしのドリブルでサイドに穴を開ける10番MF渡邉一也や立岩の突破などでチャンスをつくる神戸弘陵は24分にも左サイドから強引に仕掛けたMF糟谷猛がクロス。これをファーサイドの立岩が折り返すと最後は交代出場FW住田翔が右足で決めて3-1とした。

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