1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[プリンスリーグ関東]「見る力」武器にチャンス作り出す川崎F U-18のエース岸、より技術求める

ゲキサカ / 2015年9月2日 10時5分

[プリンスリーグ関東]「見る力」武器にチャンス作り出す川崎F U-18のエース岸、より技術求める

[8.30 高円宮杯プリンスリーグ関東第12節 川崎F U-18 2-2 桐光学園高 等々力]

 桐光学園高がマンマークをつけてくる中、川崎フロンターレU-18のFW岸晃司主将はそのマークを外して決定的なシュートを連発した。「ゲーム見る力というか、崩すところがなんとなく描ける」という武器を持つFWはそのイメージを活用してチャンスメーク。そして決定的なシーンに顔を出してシュートへ持ち込んでいたが、DFにわずかに触られて枠を外すなど、どうしても1点を奪うことができなかった。

 今野章監督が以前、「ゲームメークも、フィニッシュのところも、アシストも、ボール収めるところも全部やってくれる。判断のところは間違いなくチームで一番いいし、サッカーを知っているので、バウンドの処理とか、どこにこぼれるとかの判断も知っている」と説明していたマルチアタッカー。ストライカーとしてだけでなく、やや下がった位置で崩し、ゲームメークも担うことができる多彩な能力を持つ。岸は自身の武器について「パス出して入っていくところや時間つくって、身体つくって回していくところとか、考えている訳じゃないですけれども感覚としてもっているので。(密集の中でもボールを受けたときに)パッと見て描けるというか。ゴールまでのイメージっていうのは大体描けている」と分析。この日も多くのチャンスに絡んでいたが、それでも「そこに技術が伴っていない」と本人は首を振る。

「最後のフィニッシュの部分だったり、あとはパスを一個一個ズラさないとか。(現代のサッカーでは)足下の強いパスというのが、チャンスになってくると思っている。そこでしっかり足下にパス出して、しっかり止めることができれば、ダッシュしなくても、ゆっくりした中でもゴールを決められると思うので(課題は)技術ですね」

 また 昨夏の北海道キャンプや、今年初めの宮崎キャンプとトップチームのキャンプに参加した際に感じたことは「余裕とか緊張とかまだ影響してしまうのでメンタル面ではまだ弱いのかなと思う」。それでもトップチームのスピード感を感じて成長していることも実感している。最上級生になったことで自信を持ってプレー。状態は明らかに昨年より良くなっている手ごたえがある。その中でプリンスリーグ関東では7得点を挙げてチームの上位に貢献。今後、日常のトレーニングで可能な限り精度を高めてプレミアリーグ昇格を懸けて戦う後半戦でチームを救う活躍を見せる。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設】2015 プリンスリーグ関東

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください