香川決勝点含む2点演出、ドルトムントが開幕4連勝!復活競演清武も先制点起点
ゲキサカ / 2015年9月13日 12時7分
[9.12 ブンデスリーガ第4節 ハノーファー2-4ドルトムント]
ブンデスリーガは12日、第4節を行った。日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、敵地で日本代表DF酒井宏樹とMF清武弘嗣の所属するハノーファーと対戦し、4-2で勝利した。ドルトムントは開幕4連勝。対するハノーファーは3連敗となった。
代表Aマッチウイークを終えてリーグ戦が再開。ハノーファー対ドルトムントの日本人所属チーム対決となった一戦には3選手が揃って先発出場した。
まず魅せたのは、今季初出場、怪我からの復帰戦となった清武だった。前半18分、清武が起点となる絶妙なスルーパスを通すと、FWレオン・アンドレアセンがダイレクトで中に折り返す。これをFWアルトゥル・ソビエフが押し込み、ハノーファーが先制に成功した。
しかしドルトムントは前半35分、FWピエール・エメリク・オーバメヤンがPKを決めて、すぐさま同点に追いつくと、同44分、DFマティアス・ギンターのクロスをMFヘンリク・ムヒタリアンが豪快なボレー弾を決めて、試合をひっくり返した。
それでも後半に入ると今度はハノーファーが試合を振り出しに戻す。8分、カウンターから持ち上がると、ソビエフがこの日2点目を蹴り込み、2-2の同点とした。
同点に追いつかれたドルトムントは同15分からマンチェスター・ユナイテッドから獲得したMFアドナン・ヤヌザイを投入。ブンデスリーガデビューさせ、香川との元マンUコンビで勝ち越し弾を奪いに行った。
すると勝ち越し点はやはり香川が起点となって生まれた。後半22分、香川が右サイドに浮き球のロングパスを出すと、オーバーラップしたギンダーがダイレクトで折り返す。するとこれが相手DFフェリペのオウンゴールを誘発。さらに同40分には香川のクロスがフェリペのハンドを誘発。オーバメヤンがこの日2本目のPKを決めて、勝利を決定づけた。
3連敗となったハノーファーだが、骨折手術明けの清武は後半34分まで出場。先制点の起点はもちろん、FKを蹴るなど、存在感を見せた。チームは苦しいスタートとなっているが、今後に向け可能性を示した。なお、酒井はフル出場。香川は後半45分で途中交代した。
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