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[プレミアリーグWEST]「選手権に向けて、良いモチベーションになる」。東福岡が夏の雪辱狙った履正社に3発快勝

ゲキサカ / 2015年9月13日 19時4分

「後半はまったく動けていなかった。ジャブのように相手の攻撃が効いていたのかもしれない」と平野直樹監督が口にしたように、2失点目以降も履正社の動きは冴えず。25分にも、右CKをゴール前で競り合ったこぼれた所を、三宅に詰められて、2点差とされてしまう。試合終盤には4人の交代選手を投入し、攻撃の立て直しを狙ったが、アディショナルタイムにMF町野修斗が迎えたチャンスも東福岡DFに阻まれ、タイムアップ。夏の再戦は、後半に3点を奪った東福岡に軍配が上がった。

 東福岡は、森重潤也監督が「優勝したから、どうこうというのは言いたくないけど、今まで出来ていたことが出来ていない場面がたくさんある。ただ、それ以上に出来ることもたくさんあって、整理をしないといけない時期なのかもしれない」と口にするように、全国総体を制してからも白星を重ねるものの、満足の行く試合は少ない。特に守備面は、第11節のガンバ大阪ユース戦から3試合で、9失点を献上している。「攻撃面は点も獲れていて悪くないけど、後半残りわずかになってからの失点が続いていた。集中力が切れたり、交代選手が出てから守備陣とのコミュニケーションが取れていなかったと思う」と三宅が話すように、うち6失点が残り20分を切ってからのモノ。35分ハーフで戦ったインターハイでの戦いから、45分ハーフで行うプレミアへの移行に苦しんでいるようにも見える。

 昨年は全国総体を制してから、チームの成長が停滞し、選手権は3回戦で敗れたが、橋本が「レベルの高いプレミアで、しっかり戦うことが出来れば、選手権でも戦える。もっといろんなことに挑戦して、課題を出していきたい」と口にしたように、今年は気の緩みが見られない。今は試行錯誤を続けながら、夏からの更なる成長を狙う状態だが、この日勝てたことは「高体連に勝つことが選手権に向けて、良いモチベーションになる」(三宅)。次節、対戦する京都橘高も冬の日本一を争うライバル校。2連勝を飾って、10月から始まる選手権予選に弾みをつけられるか期待したい。

[写真]後半9分、中村の同点ゴールを喜ぶ東福岡イレブン

(取材・文 森田将義)▼関連リンク
2015プレミアリーグWEST

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