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[プリンスリーグ東海]帝京大可児に気迫の勝利!勝ち点3もぎ取った10位・磐田東は期待の戦力加入で冬の躍進も

ゲキサカ / 2015年9月14日 8時13分

 27分に「彼の特長」(志津監督)という交代出場MF土屋希成の抜け出しと杉原の好パスに背後を取られて帝京大可児に1点を返されたが、金田が「ビリだし、上位チームが結構勝っているので負けれない試合が続くのはみんな分かっている。勝つだけでした」という磐田東は2点目を許さず。試合開始前のアクシデントで緊急出場となったGK増田港太の奮闘や前線からフルパワーで相手を追い回す宮本、また金田の抜群のキープ力も効果を発揮して磐田東が2-1で勝利した。
 
 山田監督が「今年はそこそこ力ある。でも勝ち切れない、決め切れない」という今年の磐田東。選手たちも自分たちの力に自信を持っているが、近藤が「自分たちも『できる』と思っている。でも、その自信が悪い方に向かっちゃって、1点決められて2点目決められたりしちゃうとやる気なくなったりするところがある」と話したように、その自信がマイナスの面を生んでしまっていた。それでも、この日は「全員で声かけあって、ピンチの場面でも文句言わずに自分たちの流れに持っていきたかった」(近藤)と全員で勝ち点3獲得へ集中。後半は運動量が落ち、また追加点を奪えずに苦しい展開となったが、それでも勝ち切った。

 チームの目標はプリンスリーグでの逆転残留、そして選手権での全国大会出場だ。選手権予選は決勝トーナメントに進出すれば、「高校サッカーをやりたい」という理由で磐田U-18から磐田東サッカー部に転籍した2年生FW久米皓次郎が加わる。現在はまだ登録上の関係で公式戦に出場することができていないが、昨年の国体静岡選抜でもある久米が出場した8月の和倉ユース(U-18)サッカー大会で磐田東はエース金田を欠きながらも川崎F U-18や桐生一高に勝利。近藤も「真ん中でボールもおさまるし、全然取られない。人一倍(周囲を)見ていて、味方も意表突かれるようなパスが出てくるし、攻撃の起点になる。楽しみ」という存在が加わるだけに、MF和田新吾(元名古屋、現磐田東高コーチ)を擁して全国大会初出場を果たした05年の高校総体以来となる躍進やプリンスリーグ終盤戦へ期待も高まっている。そのためにも選手権では1次トーナメントを突破し、プリンスリーグでは逆転残留できる位置までチームを引き上げること。期待の戦力を加える磐田東が冬に歓喜の瞬間を迎えるか、注目だ。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設】2015 プリンスリーグ東海

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