エジミウソンの初ゴールなどでC大阪が4連勝! 敗れた大宮は今季初の2連敗

　後半の立ち上がり、大宮が果敢に攻め込む。4分には高い位置でボールを奪い返したDF和田拓也から家長にボールが出る。家長がシュートを放つが、GK丹野研太に防がれる。同7分にも家長はPA外からシュートを放ったが、これも右に外れて行った。

　C大阪も反撃に出る。10分、DF酒本憲幸がドリブルで縦に突破してゴール前に折り返す。PA内左寄りに走り込んでいたMFパブロにボールが渡り、ダイレクトでシュートを放ったが、クロスバーを越えて行った。

　大宮ペースで試合が進む中、後半18分にC大阪は楠神を下げて、MFマグノ・クルスを起用した。後半19分にはFKを得たC大阪は、パブロが直接ゴールを狙ったが、GK加藤に防がれる。続くCKから山口がミドルシュートを放ったが、これも加藤に抑えられた。一進一退の攻防の中、同27分にはムルジャがドリブルで長い距離をドリブルで運び、シュートを打つが、GK丹野が立ちはだかった。

　拮抗した展開の中、後半30分にC大阪は左サイドから崩しに掛かる。左サイドから丸橋がゴール前に入れたボールにエジミウソンが飛び込み、オウンゴールを誘発。再びC大阪がリードを広げた。C大阪は33分に酒本を下げて、DF田中裕介を投入。その3分後にはパブロを下げてDF中澤聡太を投入し、守備固めに出た。同時に大宮も金澤を下げ、MF渡邉大剛を起用している。さらに39分には泉澤に代えてFW播戸竜二を送り出した。42分にはDF渡部大輔を下げて、MFマテウスを送り出した。

　大宮は4分間のロスタイムで懸命に攻め込んだものの、同点ゴールを挙げることはできずに試合終了。首位の大宮はこれで4戦勝ちなし。今季初の連敗を喫している。一方、C大阪は4連勝で勝ち点を57に伸ばしている。

(取材・文　河合拓)