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[国体少年男子]後半アディショナルタイムに追いついた山梨、延長戦で徳島下す!!

ゲキサカ / 2015年9月29日 5時8分

 徳島も直後に負傷明けのエースFW坂本一真(鳴門高2年)を投入するが、終了間際に藤原が放った右足シュートがブロックされて試合終了。山梨が準々決勝進出を決めた。苦しみながら掴んだ白星は選手たちが自発的に出した選手たちが勝ち取ったもの。大会直前に代行という形で指揮官に就任した土屋安晴監督(甲府東高)は入間川が前線でのプレーを主張した延長戦について、「ボクはDFに戻そうかなと思ったんですけど、コイツらが感じていることを大事にしながらやるのもありなのかなと。加藤も1点取ってからボランチの位置に入って跳ね返してくれた。(実際にプレーして得る)感度はある。いい意味で自分が感じてくれたもののを尊重してやれれば」。それぞれが自分勝手な意見を出すだけではまとまりを欠いてしまうだろうが、ピッチ内で感じた勝つための手段を選手たちが精査し、それを尊重するベンチ含めて一体となって勝ち取った白星だった。

 そして土屋監督が「粘るとか守備的なことは理解してできる。決して個々のレベルは高くないけれど、まとまって集団になって力を発揮できる」という特長も持つ山梨。結城は「優勝ですね。試合中に文句出ちゃったりとか、決定的なところで決めきれなかったりとか、このままじゃまだ足りないので、大会中に成長したいです」と誓い、躍進を遂げている開催県・和歌山との準々決勝へ向けて山田は「和歌山は(応援も多く)勢いに乗ってくると思いますけど、自分たちも山梨を背負っているので勝ち切って優勝したい」と必勝を誓った。選抜チームとしては初となる準決勝進出を懸けて山梨がアウェーで大一番を戦う。

[写真]後半アディショナルタイム、山梨は菊地(左から2人目、13番)のヘディングシュートで同点に追いつく

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
第70回国民体育大会「2015紀の国わかやま国体」特集ページ 

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