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[国体少年男子]強豪ブロック勝ち抜いてきた福岡県が、北海道下して3年ぶりの準決勝進出!

ゲキサカ / 2015年9月30日 8時14分

 東福岡をはじめ、東海大五高、筑陽学園高、九州国際大付高といった強豪校やアビスパ福岡U-18という九州トップレベルのチームがある福岡だが、どこかひとつに偏ることなく、満遍なく各チームからメンバーを選出。また県外から高校進学時に福岡のチームへ集まってきた実力者もいる中で、今年は県内で経験を積んできた選手たちが数多く選出されている。8月の九州ブロック予選ではAブロックを首位通過したものの、鹿児島県に2-4で敗れるなどまだまだ不安定さがあった。だが、そこからの1か月間で個々が成長。木下監督が「ブロック予選はちょっと緩いかなという感じがあったけれど、そこで経験を積んで1か月後にかなり締まって、自分もびっくりしました」と驚く成長を遂げて国体本大会のピッチで躍動している。特に守備陣の成長が光る今大会はCB溝口峻(筑陽学園高1年)やCB西洸瑠(福岡U-18、1年)、MF南里慧斗(筑陽学園高2年)ら全員がハードワークを欠かさず。また連係面での成長も示して3試合1失点の好守でチームをベスト4へ押し上げている。

 指揮官は「ごちゃまぜだけど、今年のチームはまとまっている。素直にやれ、ということをきちっとやる」と評し、佐藤は「今年は結構バラけているけれど、あまり、オレが、オレがというのがいなくて、『チームのために』というヤツが多くてまとめやすいです」と明かす。そして福田は「自分たちは泥臭く、みんなのために頑張るのがひとつの良さだと思う。きょうもチームのために走り切ったことが勝利につながったと思います」と目標に対してやり切る強さを強調した。

 激戦ブロックを突破した福岡は初の全国制覇が近づいてきている。佐藤は「あと2試合。日本一が見えてきているんで、あと2試合死力尽くして優勝しにいきたいです」。4強入りしたことで、ポテンシャルのある個々がより成長するチャンスを得た。その福岡が、準決勝では圧倒的な声援を後押しに勝ち上がってきた地元・和歌山県の前に立ちはだかる。

[写真]後半21分、福岡は平田(6番)のゴールで2-0と突き放す。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
第70回国民体育大会「2015紀の国わかやま国体」特集ページ 

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