[国体少年男子]福岡は俊足エース、FW佐藤凌我が待望の初ゴール含む2発!
ゲキサカ / 2015年10月1日 7時57分
[9.30 国体少年男子準決勝 和歌山県 0-3 福岡県 上富田スポーツセンター球技場]
福岡県は準々決勝まで無得点だったエースFW佐藤凌我主将(東福岡高2年)が抜群のスピードを発揮して2得点。前半23分、相手DFラインにできたギャップをついて左中間から斜めにゴール前に抜け出すと、MF平田怜のスルーパスを1タッチでゴールへ流し込んで先制点を挙げる。さらに後半2分にはショートカウンターから再び平田のスルーパスを引き出し、GKをかわして左足で2点目のゴールを決めた。
「裏に抜け出す動きとか練習でやっていることが、(今大会は)最初から3試合合わなかったんですけど、きょうはやっとタイミングとか合っていい形で2点取れた」と喜んだ。佐藤はこの後も巧みな動き出しとスピードでDFを振りきって決定機に絡んでいく。PAでのシュートミスもあってハットトリックを達成することはできなかったが、相手の脅威になり続けた。
名門・東福岡期待の2年生ストライカーは高円宮杯プレミアリーグなどで出場機会を得てきたが、日本一に輝いた全国高校総体は登録メンバー落ち。大会期間中は悔しい思いを抱きながら国体選抜の活動に参加していたという。力不足でメンバー外となり、そこから変えてきた部分はゴールに対する貪欲な姿勢。「ゴールに貪欲に行く姿勢とか、ヒガシのコーチにも言われていた。点決めないと、FWは結果が求められるので貪欲に狙って行きたい」。今回の国体ではチームが白星を重ねる中で得点できなかったことを悔しがっていた。だが、今大会初得点を挙げたことで吹っ切れたことは間違いない。決勝でもそのスピードで王者・神奈川県を苦しめそうだ。
「あと1勝。ここまで広島戦とか苦しい試合もあったんですけど、チームもまとまって、あと優勝だけという形で進んでいる。バックラインが結構統一できていて、前からプレス行った時に中盤の選手とかが連動して自分たちが思ったように相手のボールを動かせて奪うことができている。(決勝もゴールを)狙っています。自分がゴールを決めればチームも勢いづくと思う。キャプテンとしても、早生まれとしても、(チームメートの)緊張をほぐしながらまとめて、『あと優勝だけ』とみんなに伝えていければと思います」。夏の悔しさも国体にぶつけるFWが、自身のゴールで日本一を決める。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
第70回国民体育大会「2015紀の国わかやま国体」特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[国スポ少年男子]広島県が2016年以来2度目の全国制覇!開催地・佐賀県との延長戦、激闘を制す!
ゲキサカ / 2024年9月27日 20時53分
-
[国スポ少年男子]8年ぶりV!広島県登録全16選手コメント_FW信重亮二朗(広島ユース)「もっと個の部分を伸ばして、結果も残していかないと」
ゲキサカ / 2024年9月26日 20時18分
-
[国スポ少年男子]日常に自信を持ってシュートを打ち込み、計4得点のFW信重亮二朗(広島ユース)が優勝、得点王の“2冠”。前へ行く強さが増し、より脅威に
ゲキサカ / 2024年9月26日 8時12分
-
[国スポ少年男子]広島県が8年ぶりVへ王手!一体感を持ってひたむきに戦い続け、堅守、スーパーFK弾で福岡県を上回る
ゲキサカ / 2024年9月25日 7時18分
-
[国スポ少年男子]鳥栖アカデミー所属の10人とともに佐賀県の先発務める井上叶翔(龍谷)。インハイ1ゴールのFWがCBとして活躍中
ゲキサカ / 2024年9月25日 0時2分
ランキング
-
1大谷翔平の走塁ミスをロバーツ監督が非難 異例の苦言に米メディア騒然
東スポWEB / 2024年10月19日 10時45分
-
2最下位の鳥栖、J2降格が決定 2012年に昇格後初めて…監督交代、主力移籍“草刈り場”の苦境1年
FOOTBALL ZONE / 2024年10月19日 17時4分
-
3珍しい大谷翔平への“苦言”「言い訳できない」 指揮官は試合前絶賛も…常勝軍団の洗礼
Full-Count / 2024年10月19日 11時22分
-
4ゴールまであと10mで悲劇「見ていて辛く」「涙が出てしまい…」X悲痛 箱根駅伝予選会、東海大は落選
THE ANSWER / 2024年10月19日 18時40分
-
5巨人 35歳・坂本が見せた魂のヘッスラ2連発で待望1勝 流れは確実に変わった!
スポニチアネックス / 2024年10月19日 20時59分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください