極上のシーソーゲーム!川崎Fが合計8ゴールの大乱戦制す!!大久保は2発でゴンまであと3ゴール
ゲキサカ / 2015年10月4日 15時58分
[10.4 J1第2ステージ第13節 川崎F5-3G大阪 等々力]
等々力陸上競技場に詰め掛けた2万4300人のサポーターがゴールラッシュに酔いしれた。川崎フロンターレはホームでガンバ大阪を5-3で撃破。大乱戦を制して4連勝を決めた。
開始わずか2分、いきなり試合は動いた。川崎Fは左サイドを突破してエリア内に侵入したMF中野嘉大がマイナスに折り返す。人数をかけて走り込んでいた川崎Fは、FW大久保嘉人が右足に当てて押し込み、あっという間に先制。エースの2試合ぶりとなるJ1通算153得点目で試合を動かした。
その後も川崎Fペースで試合は進む。ただ、前半10分の大久保の左足ミドルをGK東口順昭が横っ飛びセーブ。同23分のFKを頭で合わせたFW小林悠のヘディングシュートも枠上。直後にもカウンターからMFエウシーニョがビッグチャンスを迎えたが、決めきることは出来なかった。
対するG大阪はアウェーで戦ったACLの広州恒大(中国)戦から中3日。疲れからか、なかなか川崎Fの組織だった守備を崩すことが出来ない。最初、トップの位置にいたFW宇佐美貴史が中盤まで戻ってボールを受けるなど、リズムに変化を与えるが、風向きが変わることはなかった。
しかし前半42分、G大阪はこの試合、ファーストチャンスといっていいプレーをものにする。左サイドで宇佐美のタメからMF遠藤保仁にボールが戻されると、遠藤はシュート性のボールをゴール前に入れる。飛び込んだDF岩下敬輔がブラインドになったのか、GK新井章太の弾いたボールは中途半端にゴール前にこぼれる。これをFWパトリックが押し込み、同点に追いついた。なお、この得点はG大阪のアウェー通算600得点の節目ゴールとなった。
追いつかれた川崎F。スタンドの雰囲気も1-1で折り返し、後半の戦いに思いを巡らせ始めた前半アディショナルタイム3分、背番号14が圧巻ゴールで盛り上がりを最高潮にしてみせる。中央ミドルレンジでボールを持ったMF中村憲剛が右足一閃。弾道の低いシュートは、左ポストを叩きながらゴールネットに収まる。日本代表GKも一歩も動けない完ぺきなシュートが、前半ラストプレーで生まれた。
「寄せが甘い」「もっと戦う姿勢を見せろ!」と、長谷川健太監督が檄を飛ばしたG大阪は、後半からMF大森晃太郎を下げてMF明神智和を投入。遠藤を高い位置に上げて、同点ゴールを目指す。
しかし次の得点も川崎Fに入った。後半10分、ドリブルでエリア内に入った中野が相手を外してシュートコースを作って右足を振り抜く。これがゴール左隅を捕え、勝利に近づく3点目となった。今季より加入した中野はうれしいプロ初ゴールになった。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
G大阪は前半7分にウェルトン弾も、2点目が遠く川崎Fとドロー
スポニチアネックス / 2024年10月18日 21時42分
-
鬼木監督退任決定の川崎Fは小林悠が意地の同点ゴール、G大阪と痛み分けドロー
ゲキサカ / 2024年10月18日 21時0分
-
後半ATにキャプテン宇佐美貴史が劇的2ゴール!! G大阪が札幌に逆転勝ちで10戦ぶり白星
ゲキサカ / 2024年10月5日 19時42分
-
キャプテン森田がJ1初弾となる後半AT弾! 東京Vは劇的ドロー、G大阪は8試合ぶり勝利が目前で遠のく
ゲキサカ / 2024年9月28日 18時59分
-
川崎Fは今季最多5発で11位に浮上! エリソン2G2A大爆発、山田新2発で14点目…3戦11失点の新潟は今季初の3連敗
ゲキサカ / 2024年9月27日 20時57分
ランキング
-
1【なでしこ】日韓戦〝ガラガラ危機〟に宮本会長が危機感「集客うまくいっていない」
東スポWEB / 2024年10月22日 18時1分
-
2《消えたロコ・ソラーレ功労者の現在》“切実な事情”でチームを去ったメンバーがカーリング離れて「病院勤務の専属職員」に転身
NEWSポストセブン / 2024年10月21日 16時0分
-
3去就注目の中日マルティネス投手、国内移籍ならば一択か? 中日「全力遺留」も...球界OB予想
J-CASTニュース / 2024年10月22日 15時21分
-
4元大関・旭国の太田武雄さんが死去 77歳 親方としても横綱・旭富士、関脇・旭天鵬らを育てた名伯楽
スポーツ報知 / 2024年10月22日 20時32分
-
5高梨沙羅「今季の目標はテレマーク」…26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪プレシーズン始動会見
スポーツ報知 / 2024年10月22日 17時16分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください