[AFC U-19選手権予選]U-18日本代表はオーストラリアに3-0で1位通過!経験値積み上げるも、まだ世界への「通過点」
ゲキサカ / 2015年10月6日 22時33分
この1点に意気消沈した相手のスキを日本は逃さない。続く48分には、ゴール前の混戦を粘ってつないで、最後は小川が相手DFに倒されてPKを獲得。PK名人の坂井がこれを冷静に右隅へと決めて、2-0とした。
こうなると、試合は完全に日本ペース。後半に入ってもオーストラリアは暑さの影響もあってか攻めに勢いが出ない。注目FWクズマノフスキ(メルボルン・シティ)が力業で突破を図るような場面もあったが、所詮は単発で脅威にはならなかった。26分に小川が自らの突破で得たPKを叩き込んだところで、勝負あり。2位になれば他グループとの戦績比較になることから、これ以上の失点を恐れたオーストラリアは攻めずに後ろでボールを回すことを選択し、時計の針が進んでいくのみとなって試合終了を迎えた。
内山監督は予選全体について「内容には問題もあったけれど、キチッと突破できたことはまず良かった。予選ならではの緊張感の部分を含め、こういう経験を積めたことは大きな意味があった」と総括。心理面の問題から苦しんだ第1戦、第2戦と、そこから開放されてベストゲームを披露した第3戦と、チームとして貴重な経験値を積み上げたのは間違いない。ただし、「ここはホンマに通過点」(高木)。来年秋に行われるAFC U-19選手権本大会で世界切符をつかんだときに初めて、「この経験が大きかった」と振り返ることになるだろう。
(取材・文 川端暁彦)
-
-
- 1
- 2
-
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
年代別代表、トップへ。柏U-18の181cmボランチMF廣岡瑛太は年上の高3相手でも「負けちゃいけない」
ゲキサカ / 2024年7月8日 20時38分
-
ブラジルが無念の8強敗退…PK戦で敗れ散る “10人”ウルグアイが準決勝へ進出
FOOTBALL ZONE / 2024年7月7日 12時8分
-
冷静に自分たちの良さ出した後半に4発。帝京が積極スタイルの栃木U-18を突き放して2連勝
ゲキサカ / 2024年7月1日 4時6分
-
公立の伝統校・前橋商が無敗首位相手に健闘。支援も後押しに初のプリンス関東で成長を続ける
ゲキサカ / 2024年6月24日 13時39分
-
身長が182cmまで伸びてプレースタイルも変化。前橋商10番FW井上泰が空中戦やチャンスメークで存在感
ゲキサカ / 2024年6月23日 23時25分
ランキング
-
1《江川卓、1984年オールスター8連続三振》40年目の真実「あの日は肩が痛くなかった」、バッテリーを組んだ中尾が明かす「パスボールしろよ」発言
NEWSポストセブン / 2024年7月22日 11時13分
-
2大谷翔平の144m弾より「広告に目いったわ」 日本企業の“宣伝効果”が「えげつない」
Full-Count / 2024年7月22日 10時28分
-
3ストレッチャーで運ばれ途中退場したバレー日本代表の高橋健太郎 パリ五輪まで約1週間ケガの状態を明かす
日テレNEWS NNN / 2024年7月22日 10時41分
-
4大谷翔平、日本人初4年連続30号は144m超特大弾 本拠地どよめき…日米通算250号王手
Full-Count / 2024年7月22日 9時32分
-
5【F1】角田裕毅は〝奇策〟1ストップ作戦で9位入賞!レッドブル緊急昇格へ猛アピール
東スポWEB / 2024年7月21日 23時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)