停滞した前半を反省…後半に突き放した鹿島「取るべき人が取るのが大事」
ゲキサカ / 2015年10月11日 18時25分
[10.11 ナビスコ杯準決勝第2戦 鹿島4-1神戸 カシマ]
さすがの勝負強さだ。先制しながらも追いつかれる展開。しかし、鹿島アントラーズは逆転のピンチをしのぐと、後半に効率よく3得点。17冠目をかけた決勝へと駒を進めた。
前半の反省が活かされていた。前半16分に先制した鹿島だが、同21分に同点弾を浴びると、その後は神戸の猛攻を受けてしまう。MF中村充孝は「なかなか前でボールを収める時間がなかった。そして中盤からカウンターされてしまった。そこは自分がリズムを作ってあげないといけなかった」と反省。FW赤崎秀平も「試合をコントロールしたかったが受けてしまった」と声を落とした。
ただ、そんな停滞ムードを打ち破ったのもそう話す攻撃陣だった。後半8分、相手の隙を突いて赤崎がシュートに繋げると、FW金崎夢生が押し込み、勝ち越しに成功。神戸の反撃ムードを断つと、その後も相手のミスを見逃さず、金崎と途中出場のMFカイオがしっかりとダメを押した。「後半は改善できたと思います」(赤崎)。前半、受け手に回ってしまったところをしっかり修正し、本来のチャンスを確実にものにするサッカーへと繋げた。
この試合、鹿島の全体のシュート数は16本。そのうち13本が金崎、赤崎の2トップと中村、カイオの4人で放ったものだった。「やっぱり取るべき人が取るのが大事」と中村。金崎も「1点でも多く取れたらよかったんでね。良かったと思います」と笑顔を見せていた。
(取材・文 児玉幸洋)
●ナビスコ杯2015特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
Jクラブ撃破の収穫と見出したU-20日本代表の課題…大関友翔(川崎F)「ビルドアップはもう一回整理しなければ」
ゲキサカ / 2025年2月4日 22時8分
-
浦和Lが皇后杯3大会ぶりに優勝 延長120分、PK戦にもつれ込む死闘…新潟Lは5度目の準優勝
FOOTBALL ZONE / 2025年1月25日 15時51分
-
中村敬斗がPK戦1人目で成功、スタッド・ランスが国内杯16強入り!! 10番背負ったモナコ南野はゴール&PK獲得認められず
ゲキサカ / 2025年1月15日 7時5分
-
「ヒガシじゃなかったら自分、ここまで成長できなかった」。沖縄出身のFW伊波樹生は先制点も東福岡を救えなかったことを後悔
ゲキサカ / 2025年1月11日 19時48分
-
[NEW BALANCE CUP]「去年みたいな悔しい思いは絶対にしたくない」。日大藤沢の注目CB榎本来輝は守備能力を高めて個人、チームでより上へ
ゲキサカ / 2025年1月8日 15時37分
ランキング
-
1八村塁 4本の3P含む20得点!3戦連続20得点超えの大暴れ レイカーズはLA対決制して3連勝
スポニチアネックス / 2025年2月5日 14時22分
-
2【カーリング】女子で波乱!昨年VのSC軽井沢ク、6度Vの中部電力が1次L敗退
スポニチアネックス / 2025年2月5日 16時28分
-
3豊昇龍「横綱昇進」めぐる元NHKアナ私見にファン反応 「藤井さんに完全同意」...横綱審議委員会「全会一致」疑問視
J-CASTニュース / 2025年2月5日 12時1分
-
4“過小評価”ヌートバーは「バットを振るだけで怪我」 米指摘した欠点…覚醒の“条件”
Full-Count / 2025年2月5日 20時28分
-
5ニールセン新体制のなでしこジャパンメンバーが発表! 長谷川唯や熊谷紗希など主軸に加え、籾木結花は4年半ぶり招集【2025 SheBelieves Cup】
超ワールドサッカー / 2025年2月5日 17時7分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください