[選手権予選]続けてきた「見えない力を引き寄せる」ための取り組み、多摩大目黒が初の4強“聖地・西が丘”へ!:東京A
ゲキサカ / 2015年10月20日 13時53分
勝った多摩大目黒の加藤は「絶対、レベル的にはあっちの方が上だと思っていた。後ろがゼロで抑えてくれることだけを信じて。多摩大目黒が西が丘行くのは初めてなので嬉しかったです」。試合後は応援席の控え部員たちとともに勝利を喜び合った。今年、公式戦で全く結果が出ずにもがいてきた多摩大目黒。だが、サッカー以外の部分も含めて取り組んできた成果が秋になってようやく実を結んできている。仙台育英高や多摩大目黒中での指導を経て今年1月に就任した遠藤監督は「サッカー以外のところを徹底してやらせているので、『見えない力を引き寄せる』ということを言い続けて」チームを磨いてきた。服装、挨拶、振る舞いからの徹底。だが、なかなか結果が出ず、成功体験のない選手たちには続けていることに対する迷いもあったという。それでも「信じてサッカー以外のところをしっかりやるべきだ」(遠藤監督)という中で取り組んできたことによって得られた力を選手たちも感じている。中島は「(日常を引き締めることで)試合中の細かい気配りができるようになりました。日頃から周りに気を配ることで、試合中のマークとかポジショニングの気配りとかもより一層目を配れるようになった」。継続してきたことが最大の目標だった選手権で結果に繋がった。
次戦は“東京都高校サッカーの聖地”西が丘での準決勝。準々決勝までは経験のあった多摩大目黒だが、ここから先は未知の世界に突入する。目の前の試合に集中し、ここまで勝ち抜いてきた多摩大目黒の勢いは続くか。「リーグ戦で結果が出ていないので周りに笑われてしまいますけど、周りを見返すつもりでいつもやっているので。B、C含めてチーム全員が全国大会を目指してやっている」と中島。「見えない力を引き寄せる」取り組みを続けて歴史を塗り変えた多摩大目黒は「周りを見返したい」という高いモチベーションも持って初の西が丘決戦に挑む。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設】高校選手権2015
連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2015
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